大渋滞の富士登山

〜2012年 旅の軌跡 富士山編11〜


【旅のミチシルベ】
◆日程・・・8月25〜26日。
◆目的・・・富士山登頂。最高地点到達。
◆コース・・・富士スバルライン〜河口湖口五合目〜お鉢巡り〜剣が峰〜河口湖口。
◆宿・温泉・・・夜間登山。葭之池温泉(よしのいけ)温泉500円(ホントは600円)。

【旅の軌跡】

8月25日

  8月最後の週末は富士山登山。土曜の夜に登り始めて、日曜日に登頂でご来光、という予定で、初富士登山の人たちを連れて行ってきた。かずえの弟とその友達2人。あとはふくちゃんという6人のパーティ。 

  富士吉田のファミレスで夕食にして、ドンキで必要なものを買い足し、準備万端。7年ぶり4回目の富士登山は、交通規制の終了した富士スバルラインから、富士吉田ルートで目指す。富士山スカイライン、富士宮口はまだ交通規制中だったので、今朝予定変更して、まさかのスバルラインになってしまった。

  このスバルラインが大渋滞。駐車場には入れず。五合目手前2kmくらいで車を停めて、残りは歩き。登山前にたっぷりと歩かされる。五合目到着は22時過ぎ。車だけでなく、ここから先は人も大渋滞だった。

8月26日

  日付が変わる頃に七合目。狭い登山道いっぱいに常に人ひとヒト。山頂に着くまで終始渋滞だった。頂上で日の出を待たないように時間調整しながら登るつもりが、調整も必要もなく時間がかかってしまった。結局日の出は九合目手前から。

   富士山よりも高い山にいくつも登ったけど、 富士山からの景色はやっぱり素晴らしかった。 日が出る前も、日の出も、日が出てからも。 天気に恵まれたってのが一番。 雲ひとつ無い夜空に、風も弱く、 寒さがどうってことない、そうは無い好コンディション。

   アホみたいな数の登山者で、渋滞が激しかったのがつらかったけど、素晴らしい景色が見られたので良しということにしておく。結局は 睡魔との闘いだった。房総半島まで見えたのは初めて。 なんかすっきりした。

  一緒に登った6人全員が、最高峰、剣ヶ峰3776mに立てたのが何より。全く高山病の心配もなく、お鉢巡りもできたし、とりあえずは満足でしょう。またこの大変さを忘れた頃に、登るような気がする。誰かが行きたいって言ったらだけどね。

  延々と続く下山に飽きた頃に五合目に到着。富士吉田口は河口湖口と名前を変えていたが、ここからのルートもこれで踏破し、登ったことが無いのは御殿場口のみ。まあ当分登ることは無いと思うけど。

  下山後の温泉は富士吉田の手前の葭之池温泉。富士急行なら駅もあるような場所だったが、マイナーどころ。600円と聞いていたが、なぜか500円で入浴。ドア開けた正面が脱衣所で、さらには脱衣所と洗い場の仕切りも無いという斬新なスタイル。シャワーもなく、床に座って湯船の温泉で体を流す。これはこれでわるくない。安政3年(1856年)創業の知る人ぞ知る老舗温泉だった。遠い記憶で来たことがあるような気がする。

  さて帰りがまた大渋滞。中央道の渋滞にハマり、富士吉田から東京まで5時間以上。途中の夕食時間あったとはいえ、おそるべし、夏休み最後の週末は行き先を考えなきゃだね。とはいえ、富士山登頂の満足感に勝るものなし。いい思い出になりました。

おしまい

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