山中湖畔とスバルライン

〜2013年 旅の軌跡 富士山編12〜


【旅のミチシルベ】
◆日程・・・6月1〜2日。
◆目的・・・Mt.富士ヒルクライムに浸る。
◆コース・・・富士北麓公園〜山中湖〜富士北麓公園〜富士山五合目〜富士北麓公園〜葭之池温泉(よしのいけ)。
◆宿・温泉・・・富士見館素泊まり4000円。葭之池温泉500円。

【旅の軌跡】

6月1日

  毎年恒例のイベントになっている富士ヒルクライムに今年も参加。かずえ、ふくちゃんと3人で前日入り、ふじは当日朝合流。八王子から運転を代わり、寝て起きたら富士吉田。11時の開店の吉田うどんの店“麺ズ富士山”へオープンとともに入店、早めのランチ。いつものパターンで今年も富士北麓公園に来たことを実感する。

  第10回を迎える大会は、北麓公園の競技場内をイベント会場として、出展ブースも多いようだった。受付開始直後だったこともあり、人も多く、曇天にも姿を見せた富士山の麓で盛り上がっていた。ウチらも買い物に、ブース回りに、適当に楽しんで満足。ウェルカムパーティー的なことを夕方からやるが、それまで会場に居たって暇だし、せっかく富士山まで来たんだから走らなきゃ。

  山中湖の東側、今日の宿、富士見館へ。車だけ置かせてもらおうと思ったら部屋の準備が出来ているからと予定よりもだいぶ早くチェックイン。新しくはないが、清掃は行き届いており、部屋の雰囲気なんかはむしろ趣があるような気がする。

  自転車を準備していると宿の犬が吠えまくる。気に入らないらしい。追い立てられるようにサイクリングに出発。山中湖畔をぐるっと走り、三国峠へ登り、富士山と山中湖を見渡す。湖畔へ戻ると、白鳥が「飯くれ」と自転車のウチらに近寄ってくる。後で見かけたが、白鳥パトロール隊に日頃はご飯をもらっているらしい。それで人に慣れていたのか。山中湖の二周目を軽く流し、リゾート地っぽい雰囲気を満喫。早朝で車が少ない時間帯なら山中湖周回はいい練習コースになりそうだ。

  宿に戻ると再び犬が吠え出す。が、自転車を片付けると静まる。自転車が嫌いらしい。部屋でのんびりしたいところだが、腹減りも激しく。汗を流して、夕食へ。安くて素泊まりでも、広いお風呂はありがたい。朝食が食べられない超早朝発でなければ、食事付きでもいいんだけどね。

  さて夕食はほうとうで有名な“小作”へ。やはり人気店、少し待ったが、美味いほうとうにありつけてよかった。食後はセブンで買出し。山中湖近くでテニスの大会が開催されており、さらには大学生の合宿でも人気の場所らしく、夕食時を過ぎたコンビニは飲み物とおつまみの買出しの人々で大混雑。宿の辺りも数軒集まっていることもあって、遠くから賑やかな声が聞こえていた。

  ウチらしか泊まり客が居ないのでは?!と心配したこの宿もちゃんとお客さんが居て、家族連れに外国人と山中湖は盛況のようだ。再びお風呂で温まり、早寝。明日は朝4時過ぎの出発です。

6月2日

  朝、予報どおりの寒さで待ち合わせのコンビニで震える。と、ここでふじに待ち合わせのコンビニの場所を間違えて伝えてしまったことが発覚。わざわざ遠回りさせてしまったが、無事に合流、さあ行こうか。ふじは富士急、ウチらはドギーパークの駐車場とそれぞれ違う場所。会場待ち合わせだ。駐車場には早朝5時過ぎからすでに多くの車と自転車。天気がいまいちでテンションが上がらない。走らないかずえはもっとテンションが上がらない。それでも始まる第10回の記念大会はこちら。

> > > 第10回 Mt.富士ヒルクライム 〜10年目のスバルライン〜 < < <

  待ち時間はちょっと試乗して車で寝て過ごしたかずえ。下山すると迎えてくれた。吉田うどんとスイーツ(手作りっぽいシフォンケーキ)をいただき、とりあえずの食事。五合目でゆっくりしたせいで、もう表彰式が始まっていた。女子は女王がぶっちぎりの強さを見せ、2位には勝手に応援している咲子さんが入った。35歳以上の年代別では荒サイで見かけるコムリンのめぐさんが2位に。そして今日の私はその二人にも負けてしまったわけで。

  なんだかんだで10回目の区切りの大会、私個人は8回目の参加でだいぶ満足した感じ。5500人のサイクリストが集まる一日っていうのは魅力的だけどね。

  会場を後にして、汗を流しに葭之池温泉へ。マニアックな場所で、来る人も少ない。汗もかいてないかずえは休憩室でのんびり。ウチらはこのひっそりとした温泉で富士ヒルクライムの余韻に浸る。結果がどうであれ、それなりに心身ともに疲れたのは事実。温泉後のおやつを食べて解散。また来年も参加できればいいなと、東名方面へふじ、中央道方面へウチら。こうしてまた今年も富士ヒルクライムの週末が終わった。

おしまい

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