日本一の山への挑戦
〜２００９年 旅の軌跡 富士山編８〜
【旅のミチシルベ】
◆日程・・・６月６日〜７日。
◆目的・・・Ｍｔ．富士ヒルクライム参加。富士スバルラインを制す。
◆コース・・・山中湖〜富士北麓公園〜富士山五合目〜紅富士の湯〜御殿場アウトレット。
◆宿・温泉・・・紅富士の湯。
【旅の軌跡】
６月６日
富士ヒルクライムで北麓公園に来るのはもう５回目。そして今回は昨年に続けて参加のふくちゃんに、初参加のかずえも加わり、３人で。しかしまあ天気がいまいちな土曜日。大会会場でブースを回って楽しみ、編集部ハシケンにあいさつして、受付終了。
明日の晴天を祈って、前日は軽くサイクリング。山中湖をぐるっと走りに行った。富士山の眺めがいい峠を目指して。と、その前にランチ。山中湖周辺は観光地的な雰囲気は満点。湖畔の“四季の茶や”にてほうとうを食べ、山梨に来た感を味わう。
山中湖周辺にはお手軽な峠がいくつもある。その中でも富士山の眺めがいい展望ポイントがある、三国峠へ。大学生のテニスサークルが使いそうな宿が集まった裏通りを抜け、登り始める。曇天に富士山の姿は見えなかったものの、山中湖を見下ろす景色はなかなかのもの。いい写真が撮れそうだなと思いきや、崖下へ落ちていくかずえ。ビンディングでバランスを崩し、よりによって崖側へ転落。焦った。幸い大事には至らず。ケガもなく無事に済んでよかった。
十分に心拍を上げたとこで、御殿場方面へ。今日の宿は御殿場のビジネスホテル。泊まるだけだし、朝早いし、コスパ優先で取った宿。こじんまりしてて寝るだけなら、わるくない。翌朝になってわかったことだが、部屋の窓の正面に富士山。まさかのいい眺めにびっくり。夕飯は国道沿いのとんかつ屋さん。がっつり食べて準備万端。３人揃って食べ過ぎた。
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６月７日
まだ暗いうちに宿を出て、道中で富士山の姿を確認。今日はいい天気になりそうだ。
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日本を旅立つ前の、おそらくは最後の大一番。富士ヒルクライム五回にわたる、日本一の山への挑戦は、結果に満足かどうかは別として、今やれる全てを出し尽して終わった。いろんな要因も全て含めて、これが実力。達成感と満足感でいっぱいの帰り道。紅富士の湯で疲れを癒しながら、来年は走れない富士スバルラインにちょっとぴり切なくなったり。でも、また必ず走りに、戻ってくる。私にとってのスバルラインって、そういう場所だから。