足湯巡りの下呂の街

〜2006年 旅の軌跡 下呂編3〜


5月27日

  ゆったりのんびりする週末の温泉旅行。浴衣で温泉街を歩きたいなあ、なんて思ってたら意外と早く来られたよ、下呂。土曜朝でも東海環状自動車道は快適なドライブ。雨っぽい天気予報も、山奥へ行くにつれて晴れ間も見えてくる。恵那峡、付知峡と山奥の国道一本道。三河の街から2時間半で、日本三大名泉、下呂温泉にやってきた。

  大会とか登山じゃない観光の旅ってのも、たまにはいい。冬に見た白川郷にはかなわないが、下呂温泉合掌村の合掌造りもなかなかのもの。古き日本の家屋を歩きつつ、博物館っぽい建物をぐるぐる回る。雨予報のせいか人が少ない。こんなもんか?合掌造りのお食事処でだんごとトマトジュース。ヘルシーなおやつ。

  温泉を味わう散歩道は下呂温泉神社への参拝から始まる。この湯気がいい感じ。が、最初の足湯、ビーナスの足湯には誰もいない。何か入りづらいんだけど・・・。通過して、鷺の足湯へ。あ、ここは入りやすい雰囲気だ。先客の女の子たちに場所を空けてもらってさっそく湯へダイブ。足だけね。あっちぃ〜!これに長湯はできないぞ。女の子たちの足、かなり赤くなってるし。

  とりあえず熱くなった足で、下呂の高台にある温泉寺へ。途中の階段がいい感じ。そして上から見える景色もわるくない。下呂って坂の街だ。川を挟んで登ったり下ったり。石段に情緒ある街並みを感じつつ、ビーナス像の立つビーナスの足湯へ。さっきは誰もいなかったのに、今度は5,6人が足湯してる。ウチらも混じる。たっぷりと浸かってたら、上半身までポカポカしてきた。足湯ってこんなに効果があるのか・・・。

  快適さがわかってさらに足湯めぐりは続く。次はお土産物屋さんの店先にある雅の足湯。下呂のトレードマーク(?)の蛙の像が立っていた。川の流れを聞きながら、二人だけで足湯を占領。本日三つ目の湯で足がふやけてきたような気がする。体にはいいに違いない。

  今日の宿はみのり荘。下呂の街を見下ろす高台にある、泉質が売りの宿。チェックイン時に「ここの湯は下呂一いいですから」とのこと。なら、まずは温泉へ。内湯しかないけど広い湯船。透明だけど、浸かってみてびっくり。めっちゃヌルヌルする。ていうか肌すべすべになりすぎ。先週の日焼けで荒れた肌が生き返った!そんな感じ。

  夕食まで浴衣で下呂の街をお散歩。今度はお土産物屋さんを見て回る。う〜む、さるぼぼだ。雨の気配を感じ慌てて宿へ戻る。が、あとちょっとのところで本降りに。濡れた。また温泉であったまる。宿の温泉、早くも2回目だ。風呂上りに夕食。二人で食べきれないほどの量。地鶏のすき焼き、うまし。

  旅館のテラスから見える夜の下呂の街並みはきれい。雨じゃなきゃ、夜の温泉街を散歩しに行くんだけどね。

5月28日

  早起き。昨夜はあまり寝られてないけど・・・。雨。意外に何も無い下呂の街。食と温泉を楽しむならいいとこだね。名古屋方面は晴れてる様子。それなら晴れた街で遊びましょ。ロードレースで走ったコースを懐かしみつつ、下呂にさらば。とりあえずは温泉でのんびりできました♪朝風呂まで入ったし、何回浸かったかな。5回くらい?肌がすべすべになりましたとさ。近いからまた来るかも。温泉ラブ♪

おしまい

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