お手軽海外のダイビング

〜2013年 旅の軌跡 グアム編2〜


【旅のミチシルベ】
◆日程・・・6月16〜20日。
◆目的・・・グアムの海でダイビング&シュノーケル。海を満喫。
◆コース・・・成田〜グアム〜成田。
◆宿・・・グランドプラザホテル。往復航空券&ホテルで34800円/人。

【旅の軌跡】

6月16日

  21時過ぎのフライトで日曜の夕方にのんびりと出発。旅程では4泊5日だが、実質3日の海外逃亡、現実逃避。H.I.S.お手軽パックツアーでグアムへ。バックパックでグアムに降り立つ人は見当たらず。しかも95%は日本人。入国審査も日本語。何か変な感じがしたのは、日本語で聞かれて英語で返していたせいか。

  ゲートを出るとHISはこちら、JTBはこちら、というように完璧なご案内。ツアーの書類とホテルの鍵を渡されて、真夜中の到着でも送迎バス付き。タクシーの値段交渉もホテル探しもいらず。ラクだ。エコノミーホテルながらもさすがはグアム。エアコン、ホットシャワー、冷蔵庫・TVあり、広い部屋、なかなかいい。考える宿のエコノミーのレベルが低すぎたか。グランドプラザ、快適なホテルだ。

6月17日

  あまり寝た気がしないが、とりあえずコンビニへお買い物。物価が高くて驚いた。日本よりも高い。昨夜は日本で買ってきた水が役に立った。夜中では水も買えず。近くに開いてる店がなかったので。

  初日というか二日目というか、今日は無料オプションのプライベートビーチツアーに参加。オーシャンジェットクラブというとこへ行く。写真やらアクティビティーやらスタッフが積極的過ぎてうざい。勝手に楽しみたいウチらには向かず。まあ勝手に楽しんだ。無料オプションなので、アクティビティーでお金と取りたい気持ちもわかるが。

  きれいな海も魚がいなきゃつまらない。遠浅の沖、400mくらいのブイの真下のみ魚のいるポイントがあり、ひたすらそこでシュノーケル。サービルのランチを猫に分け、ビーチバレーを日本人4人組と楽しみ、ビーチツアー終了。午後はスタッフも暇そうにしていた。

  ホテルの集まるタモン地区に戻り、タモンビーチでシュノーケル。各ホテルから直結のビーチを横切り、魚の居そうなポイントを探して泳ぎまくる。サンゴがそれなりにある場所があり、それなりに魚が見られて満足。ビーチツアーよりもこっちの方がいい。

  夕食に出るとすぐに大雨に。民家の軒先で雨宿り。ローカルなレストランを求めてホテル街から離れたせいで他に歩く人など見当たらず。30分以上雨宿りして、小降りになったところでお店探し。大盛況の日本食レストランの隣、ベトナム料理のお店、ゾゾレストランへ。日本国籍のベトナム人のおじさんが経営するレストラン。見た目は完全にチャモロ人。20年前の日本の免許証を見せてくれた。一食10ドル前後の食費が当たり前らしく、地元の人で賑わっていた。

  食後、Kマートまで歩く。他に歩いている人、見当たらず。Kマートには観光客以外にも人気のようで、人が多かった。日本人が一番多そうだったけど。食べ物、飲み物、お土産を買って帰りはHISの無料バス。と思いきや、20時半でバスはおしまい。JTBはまだまだ走ってるのに・・・。結局、ホテル通りを30分くらい、のんびり歩いて帰る。だいぶ安全そうな街だ。多少は歩いている人もいるし。

6月18日

  今日は朝からダイビング。お世話になるのはデイドリーム。ホテルからショップまで送迎ありで助かる。ショップはピティという町の港にあり、ダイビングのショップが三軒並び、船着場があるだけ。ホテル街の雰囲気よりも何も無いここの方が落ち着く。

  ガイドのジャスパー(パラオ人)と他お客さん1人でウチらは4人のグループ。乗り合いのボートで20人くらい、船上には日本人も多い。グアムの代表的なポイント、ブルーホールへは20分ほどで到着。ここはドロップオフから横穴を抜けて縦穴の中へ入り、上を見上げるとハート型に見えるという人気のポイント。通る穴はともに広々としていて圧迫感もなく、海に浮かぶ青いハートは素敵だったりする。通り抜けた横穴は浅めを通過しても30mを超える深さ。深度37mと過去最深のダイビングになった。どうりで酸素の消費が早かったわけだ。久々のダイビングもガイドのおかげでいきなりいい海を味わえた。

  移動しての2本目は湾内のフィンガーリーフ。こちらはサンゴを楽しむポイントで魚もそこそこにいてきれいだった。深いところから徐々に上がってきて目にする、鍾乳洞を逆さにしたようなサンゴの山は見応えあり。カラフルではないが、独特の景観を楽しめた。そういえばまさかの個人的なトラブルで鼻血。潜るときからおでこがピリピリしていたが、まさか鼻血が出ているとは・・・。リバースブロック?の逆?耳抜きは問題なかったので、何か中の方でいまいちだったのかな。

  一度ショップに戻ってランチ。スタッフ手作りのパスタでひと休み。午後はウチらだけということで、Sいちさんのガイドで近くのビーチへ。ピティチャネルという浅瀬とそこを通るちょっと深めのリーフで、魚をメインに楽しむ。5〜6m程度の水深で1時間半と過去最長のダイビング。海中で裸足になって走ったり、バク宙したり、無重力体験的な遊びを満喫。魚の数々とともにこれはこれで楽しいダイビングだった。が、3本目の疲れかかずえが途中で離脱。ビーチで寝ていたら、「あそこに倒れている人が!!」とレスキューの講習から上がってきた人々のネタになっていたそうだ。

  3本潜って満足の三日目。ホテルまで送ってもらい、また明日。午後はマイクロネシアモールへお店のチェックに。ここは観光客だけでなく、現地の人たちもショッピングに来るようなスポットらしい。すでに20時前、モール内のフードコートで夕食にした。時間が遅いせいで食べ物も値下げ。ライスにおかず好きなの3品載せて6ドル。これが一番安かった。

  ちなみにショッピングモールへはHISの無料バス、シレナトロリーを利用。クーラーが効き過ぎていて寒かった。JTBや他の旅行会社も同様のバスを運行。グアムはバスが走りまくっていた。

6月19日

  今日も朝からダイビング。お迎えの車にはスタッフ4人とお客さん1人、ウチらと合わせて7人満載。日本人スタッフ3人は空港近くの同じアパートで共同生活を送っているそうで、送迎と通勤が一緒な感じか。

  デイドリームだけでボートをチャーターしてあり、今日は日本人スタッフ3人とお客さん4人(ウチら含む)全員で出港。日本人7人で潜った。軍の演習があるとのことで予定を変更し、今日も1本目はブルーホール。今度は縦穴から入り、横穴でドロップオフへ抜けるルート。ハートは昨日よりもはっきりと見えて満足。昨日の透明度を上回る35〜40mに海の青さをたっぷりと感じた。ドロップオフに沿って潜っていると、何かリッジをとって飛んでるような気分。ダイビングも素敵だ。と思っていたら安全停止後の浮上時にまたおでこがピリピリして鼻血・・・。完全にリバースブロックだ。今までになかったのに、今回はどこか調子がいまいちか?

  2本目はブルー&ホワイト。海の青さと砂の白さを楽しむポイント。2本目にも関わらず深いとこまで潜り、チンアナゴ、カメ、サメといろいろ。ガイドが二人いると心強い。女性スタッフの一人はダイビングはまさかの初級者だった。事務スタッフだとは思わず。一番若く、一番しゃべってくれて雰囲気を和ませていた。ウチら以外のお客さんは二人とも2,300本潜っている人で、潜行中に全く気を使わずに済んだのでありがたかった。サメはSいちさんが呼んでくれたが、ホントはやっちゃダメだってさ。ペットボトルをごりごりやると寄って来るらしい。

  ショップに戻ってランチ。しょうが焼き丼を食べながら、二日で5本のグアムの海に満足する。デイドリームの皆様、お世話になりました。また今度来たらよろしくお願いします。

  夕方にホテルに戻るももう海は十分に楽しんだ。水曜夜はチャモロビレッジのナイトマーケット。チャモロの雰囲気を味わいに、日本人だらけのバスで行く。地元の人も一緒に楽しむ縁日みたいなもんかな。雰囲気はよかったけど、グアムはどこに行っても日本人が多すぎだった。屋台の食べ歩きで夕食。帰ってきたのは21時過ぎ。二日続けて潜った疲れで最後の夜もあっさりおやすみ。

6月20日

  最終日、朝3時起きの4時出発。ホテルに迎えが来て空港へ。日本人で大混雑。日の出の頃に離陸し、グアムにバイバイ。3時間ちょっとの機内は食事以外は寝ていた。

  深夜の到着も早朝の出発も送迎付きでホテルが決まってればラクなもんだ。グアム、お手軽でいいかも。ほとんど日本語のみで済んでしまうのは海外感に欠けるけど、ただの観光じゃなく、ダイビングするとか、マラソン走るとか、何か目的を決めて行けば十分に楽しめる。また潜りに行きたいな。金夜発の月朝帰り、月曜有休で三泊四日、みんなで遊びに行きません?!

おしまい

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