波打ち際の露天風呂

〜2005年 旅の軌跡 伊豆編2〜


【旅のミチシルベ】
◆目的地・・・伊豆北川温泉。
◆やりたいこと・・・食っちゃ寝。マンボウを食べる。
◆泊まるとこ・・・北川温泉ホテル。
◆温泉・・・北川温泉、黒根岩風呂。

【旅の軌跡】

12月4日

  北川温泉。ほっかわと読む。日月で行ってきた。月曜、有休ね。日曜日、ほとんど寝ないまま出発。「車の中は寝てればいいから」って、眠らせてくれないし。マシンガントークで寝れないってば。しかも運転まで・・・。熱海の温泉街を抜けて、伊豆高原へ。雨が降ってきた。天気わるし〜。

  伊豆に旅行の時にはいつも寄るというそば屋でお昼。奏水庵って言ったかな。なんて読むのかわからず。「奏水」=「かなみ」だそうだ。割り箸の袋に書いてあった。のに、祖父、店員さんに聞く。「かなみ」って書いてあるって。お姉さん親切に回答。祖母&母、苦笑い。そう、今回は家族サービス。ってわけじゃないが、祖父母と母と私という変なメンバー。都合のついた人だけってことで。食べ物と温泉に釣られてきた。

  昼飯後は爆睡。気がついたら宿に着いてた。北川温泉ホテル、だったかな。日頃はホテルと名がつくようなとこには泊まらない(笑)ので、何か居心地が微妙。たまにはいいか、こういうのも。部屋16畳+3畳、風呂付、東向きのオーシャンビュー。広い。4人でこんなに広くていいの?!浴衣に着替えて早速くつろぐ。

  夕食は部屋食。船盛りがでかい。刺身がうまい。あわびが踊ってた。うめー。海の幸を堪能。マンボウを初めて食べた。なかなかいい味。「これ、なんだかわかんないけどおいしい」と言って食っていた祖母。マンボウと聞いて食えなくなっていた。そんなもん。そういえば以前、マンボウを食べさせてくれる店に入ろうとして誰かに拒否られたっけ。定置網にかかるんだってさ。マンボウが上げた網にかかってたらビビるだろうな。

  夜、海沿いの露天風呂へ。黒根岩風呂っつってこの辺の人気スポット。波打ち際にあるんだよ。ちょー寒い。でも気持ちいい〜。人がいなくて、さいこー。そこへ女の子4人。ここって混浴。女子大生くらい?ノリがそんな感じ。ビール飲んで騒いでた。混浴でゆったりできないのはどうやら私のほうらしい。バスタオル1枚ってけっこうの目のやり場に困る。こっちの方が恥ずかしいような・・・。脱衣所に目隠しがあるのは女性のほうだけ。先に出たせいで、風呂あがりの着替えに注目を浴びてしまった(汗)。夜の温泉街、雰囲気は好き。

12月5日

  昨日は寝てないせいもあって、早々にダウン。年寄りのおやすみタイムと同じでちょうどよかったか。でも、年寄りは朝が早いっ。日の出より普通に早く起きてるし。しかも、「日が出る、日が出る」うるさいし。「起きた?」って寝てられるかい。大島の向こうから昇ってくる朝日が文句なし。海からの日の出もいいもんだ。

  明るくなったところで、朝風呂へ。もちろん昨夜の露天風呂。ここ、北川温泉の宿に泊まってる人は無料。それ以外は600円だってさ。昨夜は気づかなかったが、ちょっと離れたとこにも湯船あり。屋根がないから崖上の国道から丸見え。おじさんおばさんでお風呂が混んでる。けど、こっちの湯船は誰もいなくて快適。でもでも、おばさん?お姉さん?くらいの5人組が、乱入してきた!しゃべりっぱなし。居心地わる〜。シャッター頼まれるし。まあ人気スポットだから仕方ないね。これ読んだそこの君、次は一緒に入ってもらうよ♪

  温泉で肌すべすべ。気持ち良くって、朝飯のあとまた寝ちった。食っちゃ寝。そんな温泉旅行。宿と露天風呂の間、200mを浴衣で歩く。深夜と早朝の2回歩いたら、風邪ひいたっぽい。みんなはもう一泊。私は一足先に帰らねば。マンボウの食べられる店の手前、伊豆高原で昼飯。マンボウはやはり却下された。かに汁がうまい。伊豆急の伊豆高原駅でさらば。月曜日のリゾート地なんて人がいるわけもなく、駅前の足湯も空いていた。東伊豆の景色を楽しみながら、帰路へ。昼下がりの大島が「とても行きたい心」をくすぐった。伊豆、温泉と海の幸、いいね。また来ようっと。

おしまい

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