２００７年旅の軌跡伊豆編４

【旅のミチシルベ】
◆日程・・・１月３～４日。
◆目的・・・大人になれない子どもからの卒業。
◆コース・・・熱海～城が崎～河津～白浜～石廊崎～沼津。
◆宿・温泉・・・伊豆高原足尾小学校合宿所。伊豆高原の湯。

【旅の軌跡】

１月３日

　　新年早々の一大イベント、大人になれない子どもたちを、子どもから卒業させるというヒラ先生の企画。集合場所は海老名ＳＡ。各車ごとに間に合うように来て下さいとのこと。遅刻した人は「私は遅刻しました」紙を一日背中に貼り付けるというペナルティーあり。先生、厳しいです。

　　東京駅、朝早くの集合にほ～みぃのみ、ぎりぎり遅刻。それでも足尾っ子にしては上出来の集合っぷり。うっちゃんカーは霞ヶ関から首都高経由で海老名ＳＡへ。余裕の到着で、朝ご飯。食べていると続々と集まってくる足尾小学校の子どもたち。ひら先生とみほ副担任を中心に出席をとり朝の会。さあ伊豆へ向かって出発だ。

　　伊東の道の駅集合で、再び車ごとに個別授業。うっちゃんカーは主に体育。箱根駅伝で母校が激走しております。そういえば転校生の紹介がありました。北海道からおっきー。だけか？

　　新年早々だというのに、それになりに渋滞。高速降りてからが道が無いせいだな。でも時間割どおりに伊東の道の駅で集合。伊東駅近くのお蕎麦屋さんでお昼になりました。

　　ここでごろーからお正月気分を盛り上げるプレゼントがみんなに配られる。ライフカードだ。どうする、オレ？！どうする？！「友情」をゲット。そば屋が貸切状態になり、まったり食す。

　　伊東駅から歩いていける階段の彼方に松原八幡神社。初詣とおみくじ。みほが中身無しのおみくじを引き、再度引きなおしで大吉。どっちもすげえ。階段に並んで写真撮ったらこんな感じ。卒業旅行ちっくだ。

　　伊豆高原の温泉、高原の湯で夕方からのんびり湯に浸る。宿題がまだ終わってない人はここの休憩所で必死に仕上げてました。先生、有りですか？ほーみぃはここまで、宿に着いたらすぐに伊豆高原駅へ送り、バイバイ。途中退場です。

　　温泉から伊豆高原の泊まるとこまではすぐに着く距離。ただ車ごとにナビ任せで、上手く着けた車とそうでない車が・・・。貸し別荘的なところで広くてきれい。ひら先生、ありがとう。

　　今日の夕食はカレーです。お正月にやっているスーパーを探すのに苦戦するも食材を大量にゲット。うるさい子どもたちの腹を十分に満たせる大量のカレーを作り、いただきます。うまい～。

　　夜は課題発表会。今年の目標を書いた作文と人生の折れ線グラフを発表。みんな思い思いのグラフが壁一面に張り出されドキドキ。プレゼント交換ではくじらいの変な本をもらってしまった。要らん。私のはかおりんに。気に入ってもらえたかしら。

　　ピンクジェンガで罰ゲームの餌食が続々と。ひらの膝枕でひろしは快適に。ともちゃんのパンツが青だってのがわかりました♪枕投げと秘密のトークで夜は更けてゆき、先生も巡回することなくダウン。こうして０７年最初の合宿一日目が終わりました。

　　気が付いたら朝ご飯になっていた。ほとんど寝た気がしないんですが。今日は修善寺の体育館で人間すごろくです。子どもを卒業しに来ているので、みんな仕事を積極的にこなします。係りを決めておくと意外にみんなちゃんと働くことが判明。次回のイベントからは係り決めは必須です。

　　伊豆高原から山を抜け、修善寺の小学校だか中学校だかの体育館に集合。みんな遅刻はなかったようです。ってほぼ一緒に移動でしたね。体育館、寒いっ。お正月の静かな町中の、いやお正月じゃなくても静かそうな町中の体育館で、寒さに負けずすごろくの始まり！

　　ひら先生とみほ副担任のコーディネート。くじで決まったペアで子どもを卒業するためのすごろくへ。赤い糸で結ばれた運命のいたずらな感じの各ペアが次々に笑いをとっていく。とみーとおじいが体操着に、くじらいが水着に。見ているだけで寒くなってくる。粘土の工作、書初め、ここ一番の告白。２時間あまりの人間すごろくが、子どもを卒業するためのドラマを作っていった。告白シーンって素敵。ごろーとともちゃんのカップルが成立しなかったようです。

　　すでにおやつの時間ですが、お昼です。修善寺の鍋もの専門のお店で、猪とか熊とか雉とか、普段食べないような鍋ばかりですごろくの余韻に浸る。ひと通り食べたけど、どれも美味かった。

　　お腹がいっぱいになったところで、卒業式。みんな無事に卒業することができたのでしょうか。先生、卒業証書の字が間違ってます。卒業できないのは先生か。全員に卒業証書が渡され、でも、卒業したくない感じのみんな。まあ一歩大人に近づいたということで、新年の目標を心に誓い、子ども卒業旅行を終える足尾小学校のみんなでした。