丸亀ハーフ直島アート

〜2013年 旅の軌跡 香川編3〜


【旅のミチシルベ】
◆日程・・・2月2〜4日。
◆目的・・・丸亀ハーフマラソン完走。直島散策。
◆コース・・・高松〜琴平〜丸亀〜高松〜直島〜高松。
◆宿・温泉・・・橋本屋旅館4200円、シナモン4000円、直島銭湯「I love 湯」500円。

【旅の軌跡】

2月1日

  夜9時、都庁下のバスターミナルに集合。久々の夜行バスだ。この時期は各地への夜行バスよりも滑りに行く夜行バスの方が多そうだ。いい具合に眠かったが、横浜でも停車し、早朝に大阪でも停車、さらに徳島にも寄り、寝たと思ったら起こされての繰り返しで、早朝の高松へ。

2月2日

  雨模様の高松駅前。4年ぶりの四国上陸、5年ぶりの香川。まずは駅前の“めりけんや”でうどん、1食目。早朝のせいもあるが、高松駅前でやれることは何も無く、フェリーの待合室で読書。飛行機で飛んでくるかずえとの待ち合わせ、琴平へはあえて時間のかかる琴電で、香川の景色を楽しみながら。

  琴平でちょっとうろういてJR琴平駅でぐったり。そこへかずえ到着、無事合流。まずは早めのランチ。こんぴらうどんの工場隣接の食堂へ。200円で食べられるうどん、2食目。

  宿へ荷物を置きに行く。オーナー不在。隣の家でおしゃべりしてたらしい。早いけど、チェックイン。部屋に荷物を置いて出発。金毘羅山参り。軽く登山な感じ。金毘羅山は参道の雰囲気がいい。趣きある町並みの石段を1300段くらい?馬(神馬)や象(銅像)や虎(絵)を見ながらひたすら登る。そして奥の院?奥宮?へ。ここからの景色は琴平の街を一望できる。いい眺め。わざわざここまで来た甲斐がある。下りはあっという間。観光客で賑っていた。

  琴平の夜は早い。スーパーへ夜食と朝食を買いに行き、街中を歩いて戻ってくるともう開いている店は少ない。まだ19時なのに、そんなもん。スーパーのあった道路沿いにはお店が点在していたが、金毘羅山はもうおやすみか。そういえば5年前に来たときも同じスーパーで買い物をしたっけ。結局、宿のすぐ近くの飲み屋兼定食屋で夕食。ここともう一軒くらいしかやってなかった。

  川沿いの宿からの眺めはわるくない。が、歩いている人も少ないし、寒いし。さっさと宿へ戻ってお風呂へ。明日のために早寝。

2月3日

  早朝、まだ暗い中を琴平駅まで歩く。もう一組、明らかにマラソンに参加する格好のカップルを見かけたくらいで人の姿は無し。予定どおりの電車に乗ってひと安心。これに乗り損なうと30分以上遅れてしまうという閑散ダイヤ。車内はそこそこマラソン客が居たが、みんなが座れる程度の混み具合。

  地図で見ると、琴平から数駅の金蔵寺から歩いても2,3kmで丸亀競技場まで行けそうだったし、実際に何人かはこの駅で降りていた。が、丸亀駅まで行き、バスで連れて行ってもらうことにした。丸亀駅前、昔は並ぶこともなかった送迎バスに行列ができていてびっくり。三千人から一万人規模の大会になったことを実感した。

  立派な競技場はあいかわらず。そして、人の多さにびっくり。混雑するスタンドで、てらファミリーと合流。さてと丸亀の街を走りに行きましょうか。

→ → → 1000人抜きの讃岐路 ← ← ←

  気持ちよく完走したレースの後、てらファミリーに別れを告げ、直島を目指す。とりあえずは丸亀駅へ。電車の待ち時間で遅いランチ、この旅4食目のうどん。ここで食べたぶっかけが一番おいしかったかも。ただお店が混雑していたのと、電車の都合で、大慌てで食べたのが残念。ゆっくり味わいたかった。そうそう、3食目は大会会場のブースで。かずえは二杯も食べたらしい。

  無事に予定の電車に乗れて、高松港からフェリー。船内はガラガラ。15時40分発で瀬戸内海の船旅を50分程。かずえは寝っぱなし。デッキからの夕方の海は心地よい風だった。

  直島、宮浦港に着いて最初に目に付いたのはてんとう虫柄の赤かぼちゃ。これがアート、なんですかね。とりあえず群がってみる。銭湯やら猫やら直島の田舎町の様子を眺めながら宿へ。宿兼レストランのシナモン、閉まってる。が、中に人が居たので呼び出す。後で知ったがチェックインも営業時間も17時からとなっていた。部屋は田舎の普通の民家。かずえの実家とそんなに変わらないが、きれいなだけでこうも違て見えるものか。落ち着く部屋だ。

  暗くなる前に直島の集落を散歩。猫と路地裏を歩いているだけで楽しめる気がする町だ。マラソン疲れと冷えた体を温めに直島銭湯「I love 湯」へ。ゆっくりと浸って満足。この島、外国人多し。銭湯でも話しかけられた。島に来て、外国人と話して、旅って感じを久々に味わったかも。

  お風呂上りに夕食。のつもりが、お店が全く開いていない。ほとんどのお店が早々に閉店するとは聞いていたが・・・。結局、宿のレストランで食べる。この集落で遅くまでやってる店はほとんどなく、盛況だった。直島カレーとからあげがおいしかった。

2月4日

  朝ご飯、宿泊客の5人で一つのテーブルを囲む。4人女子で内1人は外国人、カナダ人だったかな。日本観光でこの後、本州を縦断して札幌の雪祭りに行くそうだ。新幹線の外国人パスが大活躍。月曜日は休みのこの宿、朝食は8時と普段より早く、チェックアウトも9時と早い。おかげで朝早くから観光へ。とはいっても直島、月曜休みが多く、雨模様の天候も重なって観光にはいまいちか。

  とりあえず町営バスでベネッセアートサイトへ。バス停から歩いて、黄色いかぼちゃやらアート的なものやらを見ながらミュージアムへ。1000円、とてもそんないいとこではなかったが、他に行くとこも無いのでゆっくり見て歩く。晴れていれば景色はわるくないか。海はきれいだった。

  ベネッセハウスから本村まで町を歩く。食べ物屋も多くが月曜休み。とりあえずランチするとこは見つけたものの、家プロジェクトも全て休み。歩いて回るくらいしか、やることが無い。雨が降ったり止んだりでテンションも上がらず。5食目のうどんを食べる。

  護王神社とか角屋とか、集落内のその辺の家々の間を歩いて楽しむ。景観としては見せるためのアートというか芸術が施されていて、見て歩くだけで個人的には満足。見つけるたびに猫と戯れて、外国人旅行者の手助けをして、帰りの船へ。直島、とりあえず楽しめた。

  高松に戻っても特に飛行機の時間までやることも無く、見るスポットも無く。高松駅構内でぼーっと過ごしたりして、この旅、6食目のうどんを食べて、空港へ。香川&丸亀、まだまだ楽しめるスポットは多そうだ。またいつか来よう。バイバイ、香川。帰りは飛んであっという間に東京だ。

おしまい

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