7つの温泉にダイブ

〜2002年 サークル旅行記 鬼怒川編2〜


  突然の電話で、まりさんに誘われて、鬼怒川温泉へ。1月13,14日。ワセハンのメンバーはみんな試験前だとか成人式だとかで全然来られず。せっかくの誘いにのったのは、現役は私と石田さんの2人だけ。「OG3人が呼びたかったのは女の子なんじゃないの〜?」とか言われたりもしたが、多分快く迎えてくれたと思われる、まりさん、崎谷さん、宮寺さんの3人と、総勢5名で「まりさんの別荘」に押しかけた。

  昼頃からのんびり電車で行きたいと、まりさんと宮寺さん。私と石田さんは石田カーでゴー。崎谷さんは遅れてくるとのことで、みんな現地集合になった。11時に秋葉原で待ち合わせ。迎えを待つが来ない。電話する。「今起きた。馬橋まで来て」と石田さん。前日の足尾がひびいたか。しかし、これくらいは早稲田ハングにとっては予想できる範囲内。無事合流したのは12時過ぎ。頑張って行こー。

  ウチらはした道でのんびり。国道4号をひたすら宇都宮まで走った。お金を忘れたり、入るガススタを間違えたり。でも道路は比較的空いていて、宇都宮までは以外に早く着いた。が、お金をおろしたいと足利銀行に気を取られていると目の前で警官が手招き。な、何かやったか?!はい。一時不停止でした。全く気づかず。予定外の出費を被った石田さん。力尽きて運転交替。

  宇都宮駅前から日光街道を目指して走っていると見慣れぬ番号から電話。宮寺さんからだった。まりさんは携帯を忘れ、電話番号を探すのにも苦労したらしい。向こうも出発が遅れたとのこと。時間は15時を過ぎていた。日光街道は車は多かったが、流れていて、杉並木を楽しんで、一昨年のクリパを懐かしんでいると、鬼怒川まではすぐに着いた。見覚えのある道を走り、着いた先は鬼怒川駅。あれ?一つ手前の小佐越駅集合だったのに。

  線路沿いに戻り、途中「もしかしてここに泊まるんじゃないの?」という建物を見ながら小佐越駅へ。「先にスーパーで買物でもしてて」と言われ、鍋の材料を物色。そろそろ来る頃かな、と思ったら、まりさん登場。初顔合わせの宮寺さんとともにタイミングよく現れた。「昨日もキムチ鍋だったの〜」。ごめんなさい。今日もキムチ鍋です。

  「なんでお前がここにいるんだよ」。むむっ、この気配はもしや?!偶然出くわしたのは高田師匠。「師匠〜なんでここに?」。すかさず彼女さんにあいさつ。連休に二人でお泊まりなんて羨ましいかぎりで。「もしかして泊まるのはハーヴェスト?」。「いえ、スパックスっていうところ」。「ふ〜ん、じゃあな」とレジへ消えてゆく。まりさんに聞いたら、ハーヴェストもスパックスも同じ所。お風呂はいっしょらしい。スーパーの次は酒屋。師匠たちも同じ方向に歩いてゆく。まさか同じ場所に泊まっていようとは。

  着きました。「まりさんの別荘」、SPAX鬼怒川。東急ハーヴェストとならんで立っていた。部屋は広し。眺め良し。う〜んなんていい部屋だ。これで定員が6名?ワセハン的には20人は寝られる。お風呂がガラス張りなのがいいね〜。ベランダから丸見え。誰が入るんだ?崎谷さんが来るはずだが、その前にまずは温泉。まりさんと宮寺さんはプールで泳ぐ気満々で水着も持ってきていた。なんと、一応持ってきたが、まさか泳ぐとは。私は泳がずに見学。

  お風呂に行ったら、またもや奴の気配が。風呂上がりでくつろいでました。「やっぱり同じ所じゃん」。どうやら師匠はホテルのほうにいるらしい。いよいよ温泉。肩こり・腰痛コースで、打たせ湯、ミストサウナ、ジャグジー、寝風呂をまわる。リラックスコースで露天風呂も。とにかく温泉で心身ともにリフレッシュ。気持ちいい〜。石田さんはひたすらサウナで減量を狙っていた。

  お風呂上がりは部屋でのんびり。すると、まりさんたちが「あんたたちどこ行ってたのよ?!」。どうやらすれ違ったらしい。カギはウチらが持っていたせいで部屋に入れなかったらしい。ごめんなさい、長風呂で。崎谷さんもいっしょに登場。で、鍋の用意。小さい鍋しかなかったので、厚みのあるホットプレートで鍋をやることにした。表面積が広くて、なんかキムチ鍋が新しい食べ物のように見えた。おいしい〜。大量に食べまくった。で、ワインは腹一杯で飲めなくなった。

  食べ続けてどれくらい?21時頃からひたすら飲んで食べて。気がついたら0時をまわっていた。日付が変わる頃には眠気が・・・。眠い・・・。なんかみんなして将棋にはまってしまった。延々と続き、4時くらいにさすがにみんなダウン。でも、ウチらはさらに布団に入ってからトーク。結局寝たのは6時過ぎか。

  7時半の目覚ましと、まりさんの声にも起きられずに、朝風呂は断念。朝食ができるまで寝ていた。お姉さま方ありがとうございます。何から何までやってもらって。最後の片づけくらいはがんばって、チェックアウト。いや〜あっという間だった。「まりさんと仲良くなるとこんないいことがあるのよ」。確かにそのとおりです。

  さて、今日はどこに行こう?よっしゃ、スケートだ。微妙にやる気を見せてくれたので、これは行くっきゃない。車で30分ほど、日光霧降スケートセンターへ。「前に出張で来たのここだ〜」とまりさん。なんとスケートセンターのすぐ手前。しかもその出張は無駄に終わったらしい。スケート場は混んでいた。前はがらがらだったのに。屋外リンクを目にして崎谷さんやる気満々。

  みんな上手い。10年ぶりとか言ってたのに。というかこれが普通なのか?前にワセハンで来たときはみんなボロボロだったぞ。かなり滑りまくった気がする。ろくに休憩もしないで、昼も食べずにぐるぐる。でも結構転んだ。宮寺さん、崎谷さんは膝を強打。まりさん後頭部を強打。みんな無事に次の日を迎えられるのか?ラストは石田さんと一対一でたらちゃんを賭けて400m×5周の勝負。これはマジできつかった。最後がんばるが氷上ではなかなか思うようにはいかない。結果は同着。追い込み切れなかったか。残念。たらちゃんは半分こってことで。

  昼食は明治の館とやらへ。古い洋館をそのままレストランにしたやつでかっこいいとこだった。料理もおいしいし、雰囲気もいいし、彼女と二人で来たい感じ。いや、いないけどね。崎谷さんおすすめのオムライスがおいしかった。熾烈なジャンケンバトルも繰り広げられたっけ。お姉さま方、ごちそうさまでした。

  帰りはどうやら私と崎谷さんの運転になりそう。だってみんな飲んじゃったし。宮寺さんは一足先に電車で。宿題がたまっているそうで、社会人も大変みたいです。東武日光駅まで送り、残った4人は石田カーで。あ〜日光、鬼怒川バイバ〜イ。楽しかったよ〜。

  連休の最終日で高速も渋滞が予想されたが、佐野SAでの休憩をはさんで、順調に帰って来られた。首都高で足尾方面に向かってしまったが、秋葉原には20時半くらいには着いた。まりさんが無事明日を迎えられるのか心配だが、多分大丈夫でしょう。社会人のみなさんは、明日は早くから会社。大変ね。私は社学の特権で午後から授業。普通の連休が、まりさんのおかげで優雅な温泉旅行に変わりました。ホント楽しかったです。ありがとうございました。

おしまい

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