中山道の宿場町

〜2013年 旅の軌跡 木曽福島編〜


【旅のミチシルベ】
◆日程・・・6月8〜9日。
◆目的・・・ヒルクライム・イン・おんたけに参加。木曽路を歩く。
◆コース・・・塩尻〜木曽福島〜王滝村〜諏訪湖。
◆宿・温泉・・・自由旅クラブ木曽三河家、素泊まり3500円。湖畔の湯250円。

【旅の軌跡】

6月16日

  中央道で諏訪湖の先、塩尻から国道19号、中山道を御嶽へと向かう。ここまでは多少の渋滞がありつつもまあ順調。高速を降りてすぐにランチにし、主要街道沿いの宿場町観光を楽しみに山の中へと入っていく。

  国道19号に入ってすぐ、最初の宿場町に着いたかどうかのところで急に大渋滞。原因はちょっと先での交通事故。片道一車線の道路を完全にふさいでの車同士の事故だった。当分通行可能にはならなそうな状況も、様子を見に行くと回り道を発見。ぎりぎり事故を抜けられる道で、交通規制される前にそ知らぬ顔で抜けてきた。反対車線は延々と続く車の列。事故の後片付けには2,3時間はかかりそうだが、他に抜け道もなく。ウチらは好判断だったということにしておこう。

  最初に寄ったのが奈良井宿の木曽の大橋。国道沿いから見えたのでそのまま寄る。木造りが見事な橋で、ちょっと休憩。宿場町はのんびり歩いたら面白いかもしれないが、歩くのが目的じゃなかったら、なかなか寄りづらい。先を急ぐ。

  王滝村の受付へと向かう。山深さと辺境の地っぷりに衝撃を受けるが、自然の豊かさとこの地に住む人たちがいることにも驚く。御嶽は麓まで来ても見えず。御嶽の姿は明日のお楽しみか。大会の受付はこじんまりしたもの。参加者200人程度ではこんなもんか。

  木曽福島の町へ戻り、宿へ。値段の割にはいいとこでびっくり。この辺は昔ながらの旅館が多そうだ。木曽福島の町を歩く。昔の宿場町の雰囲気を残そうと頑張っていた。こういう町って好きだ。足湯でのんびり。出たついでに町のレストランで夕食。ここくらいしか食べるとこなかったけど。イオンがあったのには助けられた。コンビニがあるから困ることはないが、一軒あるだけで補給食や朝食なんか助かった。

  夜は玄関前の駐車場でローラー台。少しくらい声かけてくれた方が変な人にならずに済んだのに、通る人はチラ見するだけで誰も寄ってこなかった。宿の温泉は広く、人も少なく快適。これが普通の旅行だったらのんびりっぷりに言うこと無しか、それとも暇か。明日に備えて早寝。部屋から見える川のせせらぎがいい。

6月17日

  まだ暗いうちに出発。早朝の大滝村は天気も穏やかで、大滝湖は鏡のような静けさ。村の消防団が道案内に立っていた。大会会場に着くと駐車場にはまばらに車。この空きっぷりが何とも言えず。どんな大会であろうと全力を尽くすのみ。いざ決戦のとき。

> > > 第9回 ヒルクライム・イン・おんたけ < < <

  長い下りを燃え尽きた感たっぷりに下る。御嶽からの雄大な景色を見渡しながら、コースを振り返りつつ、終わってみて冷静に見れば、こんなコースだったかと。バスで下りて来たかずえを待って、表彰式を待たずに撤収。速報リザルトで多くの人が満足して帰っていた。表彰式、人数が少なくて盛り上がりに欠けたのでは?

  帰りは諏訪湖まで戻ってから温泉へ。湖畔にある公衆浴場、湖畔の湯だ。公衆浴場という名前だが、20人くらいは余裕で入れる広さで、きれいなとこだった。風呂あがりに湖畔のベンチでゆっくりと風に当たる。こんな遠いとこにまた来るかどうか微妙だが、御嶽、いつかはリベンジに来たい。応援だけで遠くまで付き合ってくれたかずえに感謝。帰りは恒例の中央道渋滞にハマりながら、大会の余韻に浸った。

  おまけの話、帰宅後にかずえが私のバッグを応援バス内に忘れたことに気づく。翌日、大会事務局に問い合わせるとすぐに見つかった。W大バッグですぐにわかってもらえ、大会の参加情報があるので、名前だけで送付してくれるという、迅速かつ丁寧な対応。スタッフのみなさまもお疲れ様でした。

おしまい

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