久米島マラソン&ダイビング

〜2011年 旅の軌跡 久米島編〜


【旅のミチシルベ】
◆日程・・・10月21〜25日。
◆目的・・・久米島マラソン参戦。沖縄の海で潜る。
◆コース・・・羽田〜那覇〜久米島一周〜那覇〜羽田。
◆宿・・・サイプレスリゾート久米島。4泊+往復航空券で46800円。

【旅の軌跡】

10月21日

  久米島では自転車で走り回ろうということで街乗り自転車を持っていく。自転車のパッキングで苦戦。羽田へは余裕を持って着くも、自転車のチャックとかで時間ロス。ゲート通過が10分前。さらにはここでもつかまり、搭乗は3分前。かずえのハサミが引っかかったかと思いきや、まさかの六角レンチ。でも、サイズが小さいからいいって。ダメなサイズは保安上の理由で教えてくれず。ダメならちゃんと教えて欲しいもんだが。

  飛行機はよく揺れて寝るのにちょうどいい。寝てる間に飲み物通過。ゆずジュースからシークワーサージュースに変わっていて残念。と、那覇で乗り継ぎ、久米島初上陸。今回のホテル、サイプレスリゾートは空港からの送迎あり。自転車はバスの通路で。空港からバスで2分のリゾートホテル、豪華な感じだ。

  ホテルのレストランでディナー。オリオンツアーの夕食券で。3500円の和か仏のコース。和を選択。豚美味し。コースの一番安いやつでこの価格。上は8000円くらいまで。ホテルで夕食は食べられん。ルームサービスの何とかご膳は1800円とまあまあの価格。レストランよりルームサービスか?!

  町の中心部から離れていて、しかも何もない陸の孤島。空港が近いくらいでサイプレスリゾートは不便かも。夕食一回のおまけ付きでこの価格と格安でいいホテルに泊まれるので、良しとしよう。

10月22日

  朝食はバイキング。朝からがっつり食べた。かずえが。ゴーヤチャンプルーうまし。オプションで+1000円の朝食。わるくない。けど9時半までなので、ちゃんと朝起きなきゃ。で、食べまくったせいで、まさかの二度寝。

  さて気を取り直して、昼前にホテルを出発。苦労して持ってきた自転車の出番。ツール・ド・久米島、スタート。島を時計回りに、まずは久米島空港内の観光案内で地図を手に入れる。マラソン客が続々と到着している様子。何とか海沿いに出ようとして路地をさまよう。この島、海沿いに道が無い。迷いながらも具志川城跡前を通過し、坂を下るとミーフガー。岩の穴?行き止まりながらっもフルマラソンのコースになっていた。ここまで走らなきゃならないなんて、フルは大変そうだ。坂を登りなおし、細々とした集落の中の道を迷走。やっとメイン道路に出て、比屋定バンタ、展望台へ。ここまでの登り、自転車にはきつい。あおい海、満喫の絶景なり。途中に店はなく、数少ない自販機で水分補給。暑い。

  半周くらい来たとこから、今度は下り。ひげ水、何がひげだかわからずに入り口のみで見に行かず。先に風車を発見し、橋でつながる奥武島へ。バーデハウス久米島隣の食堂でゴーヤチャンプルー、のつもりが品切れで、とうふチャンプルー。やっとのランチで生き返る。バーデハウス裏に畳石。が、満潮気味であまり石が見えず。また島に戻り、マラソン会場の仲里野野球場で受付を済ませる。沖縄タイムズの取材を受ける。「夫婦で表彰台!」って言っておいた。

  ここら辺が島一番の繁華街らしく、やっと町っぽい風景が見られた。島の東側は、日本の渚100選、イーフビーチ。砂浜が長々と続いていた。海に入ると魚も少しはいた。何とか入れる。ていうか、海自体はそんなに冷たくなく、濡れた体に吹き付ける風が寒い。遊びながらのサイクリングはあっという間に夕方に。フェリーの発着する兼城港に寄るも、夕方は特に何もなし。コースの下見も兼ねて走るが、集落はまばら。次に大きい町でお祭りをやっていた。じんじんロードだって。田舎のほのぼの感たっぷりのお祭り。夕食はこの通りの“お食事処ゆき”でしょうが焼き定食。でもそれは一度ホテルに戻った後のこと。イーフビーチで海に入ったので、シャワーを浴びて出直してきた。ツール・ド・久米島、総走行距離45km以上。よく走った。夕食後の帰り道の真っ暗っぷりにびっくり。それだけ星空もきれいに見えた。

10月23日

  6時起き。今日はマラソン。フルマラソン組は朝5時頃のバスで会場へ向かったようだ。7時過ぎ、マラソン会場へ向かって出発。自転車で出て行く姿はやる気満々に見えたか。マラソンの交通規制を避けながら、といっても全く関係なく、会場入り。朝から暑い。  

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  走った後はドリンクサービス。久米島や沖縄の水のペットボトル。アフターパーティーも含めて一人で5本くらいもらったかも。ランチ券でそば食って、余韻に浸った。

  大会後のふれあいパーティーまでバーデハウスへ。大会参加者は半額券あり。久米島敵にはそこそこ混んでいた。7つ7分で1サイクルのジェットバスが快適。目の前の畳石のとこで海に入っている人たちもいて、シュノーケル持ってくればよかった、と。

  すっきりして会場へ戻る。ふれあいパーティーは芝生にみんな座って。外国人さんは折りたたみのチェアを用意して優雅だ。沖縄っぽい踊りとか三線とか太鼓とかで楽しませてくれて、ゆったりと夕方の日差しの中で久米島を味わった。ヨロンのような盛り上がりもあったっけ。途中退席。自転車は暗くなると大変なので。今日も夕食は“ゆき”で。走った後は美味い。

10月24日

  ホテルに7時50分のお迎えでダイビング。イーフホテル横、COCOの通りの裏にあるイーフ観光ホテル内のショップにお世話になる。8時30分出発。兼城港へ。お客さん、ウチらの他に3人。ボートダイブ。ボートに給油してから出港。

  1本目、アーラ。アーラ浜の沖の砂地。といっても巻き上げる程の砂ではなく、砂利っぽい。透明度良し。久々の海でうまく動けないのも数分でなれてしまう。ウェイトが重めだった。きれいな魚がいっぱい見れれば満足なので、小さい珍しいやつを頑張って探してくれたけど、そこまでしなくても大丈夫。夜光貝が転がっているのをかずえが発見。食べるとうまいそうだ。

  2本目、赤鉄塔。ウミガメポイント。いやカメなんてけっこう見てるし・・・とか思ってたけど、いざ見るとテンションが上がる。3匹見れた。でかいの。ほぼ平らな岩場で魚も豊富。コバンザメも単独で泳いでた。コクテンフグの触り心地がGOOD。ふくらんでぷよぷよになってた。50分以上潜っててたっぷりと楽しんだ。宿に戻ってランチ付き。充実の午前中。レジャー会員証で、ファンダイブ11550円→10300円、フル機材レンタル3150円→2100円なり。

  ホテル前のシンリ浜でシュノーケル。透明度わるし。ていうか浅い。カードキー、部屋に忘れた。と思ってフロントで再発行。部屋にも無かった。紛失。海で落としたかも。

  夕食、三日連続で“ゆき”へ行くも、お休み。月曜はじんじんロードはお休みが多くてピンチ。レストラン“竜”が5%割引付きでくみブックに載っていたので探す。真っ暗な町の外れを探す。そして、発見。ここもいいレストランだった。定食類600円から。“ゆき”より安い。今回の旅は二軒ともいいレストランを見つけた。

10月25日

  久米島最終日。今日は朝食付き。バイキング再び。ゴーヤチャンプルーが無かった。残念。他の物もうまいので良し。朝から食べまくる。かずえが。最終日はマラソン疲れ、ダイビング疲れでテンション上がらず。チェックアウトで無くしたカードキーについては何も言われず。ラッキー。くもり空の下、最後まで自転車。

  ホテルから近くのヤギ小屋へ。もらったエサより天然の草の方がうまいって。久米島高校裏のシンリ浜は貝殻だらけ。きれいではない。生徒からあいさつされる。ふれあい公園で昼寝。何回も寄ったCOCOにまた寄り、イーフビーチでランチ。島の南端、鳥の口まで自転車で海沿いの道を快走。でも帰りに雨に降られて、観光案内所へ逃げ込む。小降りになったとこでホテルへ向かい、服が乾いた頃に着いた。

  15時頃、ホテルに戻ってきたところで、外は再び雨。お土産を買って、今さらのようなウェルカムドリンク(さんぴん茶指定だった)を飲んで、雨が止んだ頃に空港へ。

  久米島空港、何も無し。土産屋三軒と立ち食い的な食べ物屋のみ。ここで早いけど夕食。久米島そばでツアーを締めくくった。飛行機に乗ったら爆睡。気がつけば那覇。羽田遠し。で、羽田から家も遠し。輪行でがんばった。まだ行ってない観光スポットもあるし、マラソン自体が楽しかったし、またここに来たいなって思えるいい島だった。ありがとう、久米島。

おしまい

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