鳳凰三山 - やっほぅぉぅ -

〜2007年 旅の軌跡 南アルプス編4〜

by 越前守


【旅のミチシルベ】
◆目的地・・・南アルプス、鳳凰三山。
◆やりたいこと・・・テント泊の山旅。
◆泊まるとこ・・・鳳凰小屋前のテント場。
◆夕食・・・きのこ汁。

【旅の軌跡】

  甲府駅に夜中の1時に集合。山登りの朝は早い・・・のに、待ち合わせは遅い。社会人が金夜に集まろうとすればこんなもんだ。甲府から登山口までは1時間。ナビが示したのが不思議なくらいの悪路で、ルート案内がなければこの道があってるとはとても思えない未舗装路。そんなこんなで辿り着いた青木鉱泉の駐車場。車多し。不気味なので、車から出ずにさっさと寝る。

  寝た気がしない朝。二度寝。その間に福ちゃん、駐車場の受付を済ませてくれた。グッジョブ。今はいい天気だ。いつまでもつのかしら。てか晴れててくれ。南アルプスから流れる川に沿うように谷を歩いていく。序盤から急な登り。樹林帯で景色もよろしくない。キノコがやたら多い。おいしそうに見えるが、こいつらの98%は食えない。キノコ狩りをしながらの登山は断念。このルートはドンドコ沢コースといって、急登の代償に数多くの滝が見られるとのこと。さてその旅やいかに?越前守の送る、鳳凰三山の軌跡。どうぞ。

◆メンバー うっちゃん(あそびにん)、がちゃ。(癒し系見習い)、越前守(戦死) ※括弧内は職業です。
◆コース 青木鉱泉→《ドンドコ沢コース》→鳳凰小屋(テント泊)→▲地蔵岳→▲観音岳→▲薬師岳→《中道コース》→青木鉱泉

10月13日

【9:30】 微妙に晴れた空。青木鉱泉を出発〜。なかなか風情のある感じでしょ?コースを見て貰うとわかるように今回は1日目は頂上は踏みません!!さらに尾根にもでないため、景色がみれなくてひたすら登る感じです。ぇぇ。でもね、この季節ならではのものがあるじゃないですか?それを楽しもうかな1日目は・・・。ということで『しゅぱーつ!』。はい、というわけでこの季節ならではの紅葉をたのしもうとおもったのですが、みどりです。んーまぁ登り始めはしょうがないかな?と思いきや別のものが楽しませてくれました。そう、きのこ!おいしそうですよね!プチプチのやつはなんかみるからにやばそうな雰囲気を醸し出してるんですが・・・。それはさておき、キノコの知識のないうちらにとっては全部「いけるんじゃね?」ってことで夕飯のおかずに・・・。今回テント泊なので食事も自炊なんだよね!おいしいきのこ汁ができるぞー。

【11:15】 パーティに緊張がはしる・・・。「あれ熊(* ̄(エ) ̄*)じゃね?」って・・・。右斜め前方には黒い物体が・・・うごく。ここは戦死としてまっさきに・・・あそびにんを差し出して逃げる。と冗談はさておき、じっくり観察すると・・・どうやら足の付き方が熊とはちがう。大きさとかも考えれば若干小さいような。ということで個人的に「あれ猪だべ」という結論に達する。今夜の晩ご飯はぼたん鍋にしようと思った瞬間、どこかにいってしまった。ちっ。

【11:45】 南精進ヶ滝への看板が・・・。時間もないしさっさといこうぜっていうのがあったけど、折角きたんだし行くべ!ってことで『待っててあげるから一人でいってきなよ』との声が・・・。一人猛烈にダッシュして滝をみにいく。どうですかこの滝。山登りしててあまり滝って見る機会ないのでなかなか新鮮でした。あの二人にもみせてやりたいぜ・・・ふふふふ。と満足して帰ろうとしたところ・・・二人が来ました。折角きたしやっぱりみるとのこと・・・。やっぱりいい景色はみんなでみないとね!ちっ。滝から帰る途中、悲劇が・・・。まさかうっちゃんが・・・がちゃ。を突き落としたとは・・・口が裂けても言えません。さて、一人減って二人になったパーティはさらに先に進む。回復系がいなくて平気か?

【13:30】 落ちてきた岩を受け止める。鳳凰の滝をみにいこうとして、荷物をおいてピストンしようとするもなんか登りすぎじゃね?コースは▽みたくなってて左上から鳳凰の滝、右上から地蔵岳方面にいくかんじです。下のところに看板があって「←鳳凰の滝、頂上→」ってなってるので下で荷物おいたんですよ。ってことで引き返し、荷物をもって再アタック看板わかりずらすぎです。左上に荷物をおいて滝を見に行きました。ちょっと微妙かな?この滝は・・・。

【14:55】 本日最後の滝を見に行く。今回は一人っきり・・・。こんな滝でした。マイナスイオンを浴びリラックスリラックス。

【16:00】 やっと頂上が見えてきた。この辺になるとみんなもうぐったり。尾根じゃなくて景色みれないし、森林限界超えてないから景色見えないし、越前守の話は空気読めないし・・・。

【16:30】 今日の宿泊場所【鳳凰小屋】到着〜。宿帳(?)に記載しなくちゃ、ってことで名前と人数とか書いていく。年を書くところでぱたっと手が止まる。あれ今年って平成何年?えぇー思いっきり平成 17 年と書きましたがなにか?

【夕飯タイム】 ということで今日の夕飯は・・・じゃがじゃん!・・・きのこ汁。途中でとったきのこをふんだんに使い・・・って使えるかYO!死ねるよ、死ねる。ということでもってきたきのこ「しめじ」と「えのき」、それからいろいろ具をいれて鍋みたいな感じのと、おかゆ&親子丼&牛丼を食べました(温めるだけのやつね)。うまー。うまいっす。山で食べる食事はなんでこんなにもおいしいのだろう?最後にデザートとしてマンゴープリンと杏仁豆腐を食べて、ごちそーさまでした!!!

【未明】 テントの中寒いっす。早く朝にならないかな・・・。って思ってたらどうしてもトイレに行きたくなってきた。我慢してみるもののダメだーってことでテントをでる・・・まわりの人を起こしてしまったゴメン。テントのそとに出たとたん、突然こける。なんと、靴を左右逆に履いていたなんてはずかしくてみんなには言えない・・・。

10月14日

【6:00】 朝ご飯も食べ終え、出発!結構ゆっくり目なのは曇っててご来光が期待できないから・・・。んー残念。夜寒かったなぁ。もうちょっと暖かくならないもんかな。やっぱり寝袋性能あげないとか?

【とはいいつつ】 ちょっとだけ朝の空をどうぞ!このあと恋話(じゃなくて誰がタイプかみたいな感じだったような)をしろとのお達しがあるが超恥ずかしがり屋のうちにはできません(キャー)

【6:50】 頂上まであとちょっと・・・。なんかこの写真好きなので載せちゃいます。写真みてあまりわからないかもしれませんが、下は砂です。すげぇー歩き辛いです。

【7:00】 今日最初のピーク地蔵岳頂上っぽいところに到着〜。でも本当の頂上は・・・。頂上の一個下まで行ってみるものの『今回はこんぐらいで勘弁してやるぜ・・・ふっ』。かっこつけても(イジメ)カコワルイです。

【8:00ちょっと前】 地蔵岳だけで1時間近く楽しんじゃいました(笑)。北アルプス・中央アルプス・八ヶ岳・南アルプスをみることができました〜。

【8:12】 地蔵岳を振り返り、ぱしゃ!今回のベストショット!

【10:00】 途中整備があまりされていないところを通ったり、あきらかにここ違うだろ!っていうところを通りながら観音岳頂上に到着!ギニュー隊長が先に到着してた模様です。観音岳頂上にお別れして、目指すは・・・そう、富士山。貴方の目にも写っているだろうか富士への道が・・・。

【11:00ちょいすぎ】 富士山遠すぎです・・・。あきらめて薬師岳で妥協しました。薬師岳でお昼ご飯をとるる。

【12:00】 薬師岳頂上とお別れして下山へ・・・。バイバイ富士山。

【略】 富士山とお別れしてから森林&霧の中へ・・・。景色がみれないと結構退屈〜なわけで、5文字限定しりとりやりました。超むずいっす。でもこんな言葉遊びできるのって山にいるときぐらいだよなぁ(笑)。

【16:20】 ひたすらの下りで飽きたところやっとこさ青木鉱泉に到着!!うっちゃん、一番重い荷物をサンキュー。がちゃ。足怪我してる中お疲れ様でした。

おしまい

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