GW四国ツアー

〜2009年 旅の軌跡 四国編〜


【旅のミチシルベ】
◆日程・・・5月1〜6日。
◆目的・・・四国の百名山、二座登頂。うさぎ島上陸。大佐でフライト。
◆コース・・・伊吹山〜茨木〜高松〜剣山〜高知〜佐多岬〜松山〜石鎚山〜三原〜大久野島。
◆宿・温泉・・・まさ家実家、車中泊、プレミアイン松山4900円、ホテルヤッサ4450円。

【旅の軌跡】

5月1日

  夜出にも関わらず、すでに都内で大渋滞。GWのスタートは早いらしい。みんな、高速1000円を利用して遠出か。ふくちゃん、まさ、かずえと4人でヴォクシー。渋谷から先、全く動かず。真夜中に高速に乗るもやはり大渋滞のまま。大井松田でひろしを追加。5人で西を目指すも、PA・SAさえも大渋滞で中に入れず。高速に乗ったり降りたりを繰り返して、静岡県内で朝を迎える。

5月2日

  伊勢湾岸自動車道の長島SAでランチ。ここで高速を降り、伊吹山へと向かう。ちょっとだけお世話になった伊吹山パラ。エリアの講習風景を横目に一合目から登る。二時間ほどで山頂へ、おまけの百名山、伊吹山登頂。

  下山して18時過ぎ、ここから大阪、まさの実家へ。予定外の帰省でお邪魔する。極楽湯茨木店で快適に浸り、明日に早朝出発に備える。昨夜、むっつやあきたちは大佐へと飛びに行った。こちらも飛ぶ気でいたが、東京出発の時間がわずか2時間遅かっただけで、ウチらは大渋滞にハマり、大佐は断念。四国の山登りを楽しむことにした。大佐のY下さんとの再会はまたの機会に。

5月3日

  昨夜東京発の夜行バスでみゆきが高松へ来る。それに合わせて大阪を早朝に出発。6時前に瀬戸大橋を渡って四国上陸。寝たような寝てないような夜が続き、日付の変わり目がよくわかんなくなってきた。

  高松駅前でみゆきと無事合流。ヴォクシー6人になって、朝のうどん。8時からやってるお店はなかなか見つからず。それでも讃岐うどんの朝食にありついた。

  香川から徳島へ入り、百名山の一つ、剣山へ。まさを除く5人で、2時間程度のお手軽ハイキング。雲が入ってきて天気がいまいちになったものの、標高のわりには山の連なるいい景色が見れた。登山リフトでラクして下山。西島1750mから見の越1420mまで一気に下る。片道1000円。

  高知をめざす国道は山あいの狭い道。車線もなく、すれ違い場所を考えながらの通行。まさが強気に攻めた区間。寄り道は奥祖谷二重かずら橋500円。剣山を源とする祖谷川の清流をまたぐ奥祖谷のかずら橋だ。大歩危小歩危っていう渓谷美も一目見て、夕食は高知へ。カツオなり。

  市内、宿の空き無し。諦めて明日の目的地、四国最南端の足摺岬方面へ。途中にラブホでも空きがあれば入ってしまおうと考えるも、それさえも空き無し。諦めて野宿。車内でゲームをやりまくっていたひろしとまさを罰ゲームで車外へ放り出す。どこかわからない道の駅的な場所で野宿&4人車中泊。何とかなった。

5月4日

  早朝、起こされる。野宿組が雨が降ってきたと。かずえが追い返す。ちょっと寝なおすも、あまり寝た気がしない。天気がいまいちだが、先を急ぐ。四国最南端は遠い。

  まっぷるに載っていたお店“四万十屋”にてお昼。お土産にゴリの佃煮。ゴリって小さな魚。四万十川の恵み、手長えび?の入ったうどんなど食べてみたり。そして、足摺岬を目指し、走った先の岩場で遊ぶ。

  14時過ぎ、四国最南端、到着。東大のふくちゃん、灯台マニアと勘違いされていた事実。しかし、遠くまで来てしまった。再び四万十川まで戻り、有名な沈下橋を見に行く。いくつもかかっているらしいが、人が多いとこが有名なんだろうと、適当に四万十の清流沿いへ。川に入るには寒い、16時前。四万十川と沈下橋に満足。

  明日のために、今日は松山へと向かう。腹が減るもお店も何もない山道。突如現れた焼肉食べ放題のお店に迷わず入る。空腹の限界で食べまくり。ふくちゃん、まさ、ひろしの男テーブルは肉肉した荒れっぷり。かずえ、みゆきと3人、たとえ食べ放題でも優雅にいただいた。安くてお値段なりの味だったけど、満腹になったし、満足です。四国の山間部にはコンビニすらも無い。

  松山市内、今日は何とか宿が取れた。ネットでは二部屋しか空きが無かったが、受付で三部屋何とかならないか聞くと用意してくれた。プレミアイン松山302,1102,1103の3部屋。今日は快適に寝れそうだ。サークルKとデイリーヤマザキにてデザート&明日の朝食を買い、連日の睡眠不足と早起きで、遊び疲れ気味の体をたっぷりと休める。

5月5日

  コンビニでお昼を買い、四国にあるもう一つの百名山、石鎚山へ。石鎚土小屋がある久万高原側からアプローチ。ヒルクライムしたら楽しそうな道だった。登山口には8時半くらいに到着。曇り気味。

  標高2000m弱の山とはいえ、北側斜面や日陰部分にはまだ雪が残っていた。石鎚ロープウェイからの登山道と合流すると登山客の数が一気に増え、さらにこれまでどうってことのない道だったのが、まさかの鎖場に変わる。登りやすいとはいえ、落ちたら大変な高さ。しかもけっこうな長さの鎖を梯子のように登って山頂へ。

  弥山から石鎚山最高峰の天狗岳へはちょっと危険な岩場だったが、ちょっと気をつける程度のレベル。アスレチックな感じで鎖登りが経験できて、飽きない山だった。帰りはまさかの木道の階段。ここを登れば誰でも来られるわけだ。雲に覆われたりしたものの、雲間からの景色も楽しめて、下山はラクしてあっという間。四国の山々もさすがは百名山、楽しいとこだった。

  下山した頃に晴れてきて、次は道後温泉へ。17時頃でも人だらけ。温泉には入るどころではないので、諦めて周辺を歩く。本場のポンジュースが美味かった。谷本舗蒲鉾店にてじゃこ天170円、一六本舗にて和菓子を二つ、おやつに。人が少なくてゆっくりしたらいい場所に違いない。

  四国にさらば。しまなみ街道を渡り、広島へ。まさかの大渋滞。全く動かず。トイレを我慢できずにかずえが橋の上をうろつくが見つからず。諦めて耐える。ピンチを脱してからはあっという間に広島、三原。駅前のホテルヤッサ303,403,503にチェックイン。

  ファミレスで夕食。遅い時間になると田舎は何もお店がやってない。それでもちゃんとファミレスがある場所でよかった。GW最後の夜、西の遠くまで来た目的の一つ、明日はうさぎ島だ。

5月6日

  うさぎ島に行く気のあるウチらとふくちゃんは早起き。疲れてのんびり寝てるみゆき、まさ、ひろしはお留守番。車でちょっと行ったとこ、忠海から大久野島へ大三島フェリーにて10分、片道210円。

  この島、うさぎだらけ。持って行ったうさぎご飯(ぶーこに分けてもらった)はあっという間に無くなり、拾った白菜の残りやご飯を買い足して、島の奥の方のうさぎたちにあげる。楽しい時間はあっという間、1時間の滞在では物足りず。またいつかうさぎたちに会いに来たい。ぶーこに似た仔もいた。

  今日はもう帰るだけ。最寄りの高速からひたすら東へ。運転を交代しながら順調に進む。GWの最終日まで遊び倒した人は少ないようだ。それでも滋賀の草津PAでは、ミニストップのおにぎりが売り切れだった。静岡に入るともうかなり帰ってきた気になる。が、まだまだ先は200km。高速1000円をたっぷりと利用し、四国満喫のGWは走りまくった旅だった。

おしまい

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