第20回早稲田CUP2005 奪取

〜2005年 旅の軌跡 信濃平編11〜


11月12日

  深夜の中央道を走りぬけ、雨模様の信濃平に着いたのは2時前。早稲田CUP、記念すべき20回大会。雨だ。3時前になって続々と登場する現役OB。他大からも昨年の4人を上回る、フライヤー6人の参加。困ったときの他大頼み。盛り上げて下さいっ。

  眠い朝。雨があがる気配はなく、午前中は各自部屋でウェイティング。くつろぐ。睡眠不足のみんな、眠る。そのまま昼。いまだ大会開会せず。信濃平恒例のきのこ汁を昼飯に食す。満足。その頃、やっと大会始まる。外は曇り。

  飛べない土曜日。野沢温泉へ外湯巡りに行く。無料(寸志程度)の外湯が13個。メンバーは20人くらい。温泉街をパイロンレース?!駐車場にあやしげな集団。制限時間は「2時間じゃ足んねーよ」と、たっぷり3時間以上。散れっ♪

  野沢温泉で取ったパイロン、大湯(お勧め)、滝の湯(一番遠い)、秋葉の湯(上の方)、十王堂の湯(2階にある)の順に4つ。まずはナカニシ、たっち、ひら、えば、なっちゃんと大湯へ。タオルを忘れて困る男二人と足湯に浸かるひら、えばをほっといて湯に浸かる。気持ちいい〜。女湯にバイバイして、2つ目へ。野沢温泉の沸く麻釜を通過、滝の湯へ。遠いせいか誰もいない。髪洗う。その後が寒い・・・。飽きた人たち、ここでバイバイ。代わりにひろしを仲間に加える。おやきを食べながらの二人旅。3つ目、4つ目をはしごする。何となく満足♪

  「2時間じゃ足んねーよ」って言ってたやつらの9割が、外湯二つ、わずか30分ちょっとで飽きる。2時間でじゅうぶん。それに気がつかない組、3時間くらい温泉を巡り続ける。いろんな外湯で誰にかに会うかと思いきや、それほど遭遇せず。ところどころ女湯で騒ぐ声が聞こえたとか。みんなでのんびり巡り続けたら面白そう。どこの湯に行っても誰か居るっ!みたいな。

  初日は完全に温泉旅行。食べて寝て温泉入って寝て飲んで寝て。夜の宴会には、もったいないゲストが登場。日本チャンプのD門氏&オーパのS間氏。草大会なのに豪華な顔ぶれ。選手を見ても、ハング・パラで今年の日選参加選手3人とピンクカップの優勝者が。これだけ聞けばすごいような気がする?!

  いつの頃からか芸出しからいいとも選手権ちっくなゲーム対決に変わった早稲田CUP夜の部。お絵かきフォー!ってなもんでした。居た人しかわからないね。ワセハンは毎年ここで幹部交代なんです。幹事長の座は関から黒田へ。クロス飲みにとどまらず、口移しで飲ませてました。良い子は見ちゃダメ。みなさん、新幹事長、黒田君(パラ)をよろしく。

  明日は飛びて〜!ってみんな思いつつ夜は更けてゆくのでした。

11月13日

  晴れ、じゃないけど、雨じゃない。うっすらと明るいし。飛ぶぞっ!他大勢の紹介、信濃平初のやまお(中大)、たっち(ZIPS)、ひら(AHO)、こぱ(しるふ)、2度目のまさ(AHO)、3度目のひろし(びゅー)。ワセハンよりも強力なメンバーだ。ワセハン03年卒エース対決、たかにゃんVSウスイも実現。CUPは他大の手に?!

  信濃平のTO、パラの仕事はまずTO整備から。邪魔な草木を刈る。せめて見た目は良くしておこう。風は悪くはない。コンディションは良くはない。サーマルの気配は、う〜ん・・・。ハングが出るものの順調に下りていく。パラは出られるときに出るしかない。ひらもたっちも二人の実力なら心配無用。ひら、いい感じに出て行った。たっち、クロスでがんばる。4回目でいても立ってもいられず、無理矢理やり出て行った。あ〜あ、みたいな感じ。じゃあお手本を、みたいな気分で私。久々文句なしのTOだ。みんなの注目が気持ちいい。

ここでちょっと一息・・・読み物【早稲田CUP大会2005パンフより】オレは今日も飛んでいる

  早稲田CUPの競技は例年どおり。今年は爆弾落としが無いのが残念。あれ、けっこう好きなんだけど。上がるようなコンディションじゃない。たっちがわずかに粘れてたが、バブルも散ってしまい、捉えられず。ハングの上にかぶせても、南斜面の尾根上につけてもダメ。考えられるポイントは全て狙ったつもり。結論から言えば、粘れるとしたらバブルを拾い続けるのみか。悪あがきもむなしくLDへ一直線。ターゲット踏むしかない。信濃平のLDって距離がわかりやすくて好き。左場周からロック・オン!どんピシャ☆昨年の借りはこれで返した。ターゲットLOVE。

  ハングは足をいかして一つでも多くパイロンを狙う。ターゲットにも寄せてくる。ターゲット上に無理矢理下ろしたまさ。踏んだのは見事。しかし、みんなの判定は・・・アウト!アンセーフティーね。「あと一歩だったぁ」って自己申告したのはひろし。遠目には踏んだように見えた。「いやオレ踏んだ、踏んでた」って手遅れ。残念!ラストはおなじみ、岩崎さんのノーズクラッシュ。優勝を逃す決め手になった。給食味のカレーがLDの腹減り学生たちの群れに消える。昼過ぎにやっと起きてきた昨夜飲みすぎのメンバー。居ないの忘れてた。汗。

  閉会式、3位たっち(ZIPS)、2位たかにゃん、そして・・・「パラ初の優勝、ウスイさん!」。草大会だけどさ、ワセハンの人間にとっては、けっこう欲しいもんなんだよ、このCUP。現役パラ、エースみぽの主催する大会でパラ初のCUPを奪取できてうれしい☆結果は結果、だよね?こんなんでもらっていいのかな、なんて思ったり。でもでも、みんな踏んでないじゃん、ターゲット。ど真ん中に下りたし、かっこよくテイクオフしたしっ。いいよね?CUPもらっても。みんな、ありがとう〜!!

  そんなにうれしそうに見えなかったって?もっと大人数に参加してもらいたくて、準備段階からいろいろ動いてたのに、結局過去最少の参加人数でさ。力及ばずってのが悔しくて。そんなに魅力ないのかな?参加する意味も無い?いいよ、今日ここにいる熱いフライヤーの力で、このCUPの価値も大会の魅力も上げてやるから!文句がある奴、来年まとめてかかってこいっ♪

  他大勢は今年も早稲田CUPを盛り上げてくれた。ありがとね。「大会規模のわりには賞品いいよな〜」。そう思ったそこの君、来年も参加で。CUPが何よりの賞品。副賞はしんちゃんプレゼンツのエアーベッド。馬場までお見送りに来たって?パンフの原稿を書いてくれたなっちゃん、えんどー、ぺんぎん、ありがとう。どんな形であれ、協力してくれるのはとてもうれしいです。でもみんな、来年は参加だぞ!

  第20回の記念すべき大会。たとえ人数は少なくても、その飛びへの想いは何ものにも劣らず。あつきフライヤーたちが飛ぶかぎり、早稲田CUPは永遠に不滅です。都の西北に吹く風はいつも向かい風。でもそれって飛び出すにはちょうどいいんじゃない?

おしまい

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