早稲田杯2007〜やっぱ信濃平〜

〜2007年 旅の軌跡 信濃平編14〜


10月26日

  中部組、今回はウラシマと信濃平へ。一人だと遠い道のりも誰か一緒だとかなり助かる。途中、高速の恵那SAでハンタ&けんいちに会う。尾神へ行くとのこと。フライヤーは飛ぶ場所を求めて遠くまで行く。たとえ、雨模様のこんな天気でも。豊田飯山でハンタたちにさらば。金曜夜出もすでに日付が変わってしまった。1時半、毎度おなじみの泉荘に到着。一番乗りだ。

10月27日

  朝起きてみると予想通りの雨模様。ていうか雨。大会で雨だとテンションは↓。遊び場所を探さねば。現役のあまりの経験の無さとそれをカバーする行動力の無さにがっくりしつつも、自分たちが楽しむためにも遊び場を探す。これだけの人数がいるんだから体育館でも借りて騒ぐぞ。タウンページを駆使して、比較的近場の体育館を確保。望郷の湯へ行く途中、川を渡ってすぐの集落内にある市民体育館だ。

  体育館のおっさん曰く、あまり使われることは無いとか。今日はたまたま午前中に予約があったので開けていて、午後は店じまいの予定だったそうだ。今後も雨の日には使わせてもらうので、開けといて下さい。器具はあるけどボールが無いとのことで飯山市内でボールを買ってくる。バレーボール、ドッジボール、ポートボールを次々に開戦。激闘の連続でおやつタイムを挟みつつもめいいっぱい遊びましたとさ。

  運動した後は温泉。ここまで来たら望郷の湯へ行くしかない。道がわからないとかぬかす現役たちを引き連れて山の中へ。いったい何年信濃平に来ているんだか・・・。さて望郷の湯は外湯と内湯が分かれてます。どうせ時間があるので、今回は両方を味わった。団体で占領気味に温泉を楽しみました。

  寝不足でいつもこの辺で眠くなるところ。買出しも全員一緒に動いて、泉荘の夕飯にちょうど間に合う感じ。かおりんの号令でみんな「いただきますっ」。残さずに食べましょう。夜のレセプまでしばし仮眠。この間に、とても不味い誕生日ケーキが女子部屋で作られていた。誰の誕生日だったっけ?レセプで出されたケーキの不味さに思わず気持ち悪くなり、あやこの膝枕でダウン。いい寝心地だ。

10月28日

  どん曇り。予報だと晴れてくるはず。LDで説明などなどしていると天使の梯子が見え始め、TOで10時半頃にはすっきりした青空が広がっていた。ガンガンに上がりそうな雰囲気。競技委員長って立場じゃなければ一番にTOしたいところ。とくちゃん、くじらいが次々にTO。二人ともあっさり上がり、TO上空へ。ハングもそれを見て出だした。見上げた先には数機の機体。早く全員を出して自分も出たいところ。

  くじらいもとくちゃんも順調にパイロンを取りつつ、飛行時間を稼いでいる。が、そんな中、風がだんだん怪しい感じに。昼過ぎに私が出るも、サーマルが崩れはじめ、わずか5分程度、TOレベルをキープしただけでLDへ直行。ターゲットも2,3m外してしまう。完全にタイミングを逸した。この後、上空のハング・パラが次々にLD。低い順に降りてきた。

  再びTOに上がり、残りの選手とウェイティング。結局風はそのままフォローに変わり、20人中半分が飛び終わったところでTOクローズ。晴れてるうちにガンガン出て行けば飛べたのになあ。いい思いをしたのは最初に出た人たち。リザルトもそのまま。きわどかった優勝争いは・・・3位リチャード、2位とくちゃん、優勝は、EPOくじらい!昨年のくにおに続き、2年連続でEPOに早稲田杯を持っていかれた。そして3年連続でパラが優勝。ちなみにくにおはフライトできず。優勝候補筆頭、岩崎さんもフライトできず。私は7位、僅差で8位高木に同期対決勝利。

  今年は早稲田OBは少ないものの、他大からの参加が過去に無いほど多かった。その分、現役寄りの大会として盛り上がり、一日しか飛べなかったけど、それなりに楽しんでもらえたように思う。早稲田からは20人中わずか4人のエントリーしかも全員OB。現役が飛べる日は遠そうだ。EPOに持っていかれたカップはそのうち私が獲り返そう。でも大会実行委員をやってるうちは厳しいだろうなあ。何はともあれ、来年以降も何とかこの大会が続くように、現役は自らの飛びを磨き、OBは飛び仲間を増やすよう、また一年精進しましょう。大会に参加してくれた皆さん、協力してくれた皆さん、ありがとうございました。また早稲田杯でお会いしましょう。

おしまい

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