２００８年旅の奇跡信濃平編１５

【旅のミチシルベ】
◆日程・・・５月１７～１８日。
◆目的・・・早稲田ハング新歓合宿に参加。
◆コース・・・信濃平～野沢温泉～草津白根山～草津温泉。
◆宿・温泉・・・泉荘、野沢温泉外湯、草津温泉足湯。

　　金曜夜出。いつものことなのに、馬場発ってのは久しぶりだ。が、結局出発は０時。日付が変わってしまった。ウスバン満員です。関越をとばしたわけじゃないが、それなりに迅速に行動して、３時豊田飯山着。高速おりて最初のコンビニで学生たちに追いつく。馬場から６時間もかかるってのがここ数年続いているが、信じられない。とろい奴らだ。ウチらの頃とは出来が違いすぎるな。朝食の買い物を済ませ、泉荘へ。５月に来るのは久々か？いやそうでもない２年ぶりだった。明日、朝早いはず。寝ましょうか。

　　寝たのは寝てないのか。いつもならのんびりしたいところだけど、信濃平だけはそうもいかない。ここだとどうしてもホスト的な役回りになってしまう。他大の人たちに飛んでもらいたいってのがあるから。初日くらいは頑張るよ。眠いけど。

　　今回飛ぶメンバーはパラはくにおと私だけ。現役は誰も飛べず。ハングはまさくらいか？とりあえず準備するも、微妙な風。朝一からタンデムも待機。その間、ＴＯから奥の山頂まで景色を見に行く。頂上日陰にはまだ残雪あり。昼過ぎまでに数機ハングが出るも、最後の一人はフォロー気味の風。たたかれてめちゃ沈み、それを見て今日のフライトはキャンセルに決定。パラで飛んでたらおお潰れか。初日は飛べず。ＬＤでグラハンとかフリスビーとかで遊んだり。ライザーのみでの二人グラハンは息が合わずに難しかった。

　　午後は野沢温泉へ。外湯巡りが出来る温泉街で、けっこう好き。この時期なら寒くないし。前に来たときに４つの外湯を回っているので、今回はそのときに入らなかった外湯へと向かう。駐車場でみんな散らばったので、他の人がどこ回ったか不明。かおりん、ふじ、くにお、かずえとともに、まずは熊の手洗湯へ。すぐ近くには洗濯湯。さらに向かいの宿には足湯。からだを洗う場所が無いお風呂だった。

　　汗を流し温まったところで源泉の麻釜へ。麻釜湯は中を覗いただけ。野沢温泉うわさのソフトクリームがある店で、ジャンケンに勝利し風呂上りのデザート。１個４００円、高いけど、その分美味い。情緒ある街並みを歩くだけでも温泉街って素敵だ。そんなことわからん奴らは足湯でだべってた。お子様どもめ。

　　かおりんたちはソフトクリームのあともおやつの時間が続いたようだ。かずえは外湯で一番でかい大湯へ。私はその近くの河原湯へ。ここは人がいなくて快適だったけど、湯船が熱すぎで長く浸かれず。半身浴で済ませた。そんな感じの２時間ほどの野沢温泉巡り。こののんびり感もわるくない。買出しに寄って、泉荘で夕食。学校の給食的な夕食はもうおなじみだ。寮母かおりんの号令でいただきます。みんなほとんど残さずによく食べました。ひと眠りしたあとに宴会。でも今回はあまりに疲れててあっという間に寝ちゃいました。

　　信濃平に来たわりには早寝のおかげで朝もちゃんと起きられた。タンデムはかなり早起きで準備。ＴＯに着く頃には二人目のタンデムを準備していた。９時前に新入生のタンデムを終え、最後、大森さんにお願いして、かずえも飛ばせてもらう。ハングのタンデム、いいね～。私もやってもらいたい。

　　タンデムでも上がりはじめたので、くにお、私の順でテイクオフ。木島平の人が二人、飛びに来ていたのを見るとこちらの方がコンディションが良さそうに見えたに違いない。実際にはウチらのタイミングでは、ＴＯ前でちょっと粘れたくらい。トップアウトすることもなくそのまま泉荘上空経由でＬＤへ。ぶっ飛びでもまあいいかと思えるあたりが信濃平か。ＴＯはなかなか見事に決まった。

　　お昼前には風が微妙になってきたので、さっさと撤収する。現役もＯＢも少なくて寂しいかぎりだ。仲間内の旅行とたいして変わらない。まあ勝手に楽しむからいいけどね。早目に信濃平を出たのでどうせならと、ウスバンとカオリンカーは草津温泉へ。白根山を抜ける国道最高地点、渋峠を通過するドライブ。長野県側の湯田中温泉から草津白根山へ。硫黄のにおいが漂う地獄谷を抜け、日本の夕焼け百選的な展望地点に着く頃には雲の中。寒いっ。

　　残雪と雲で視界は真っ白。わずかな雪でボードやスキーを楽しむ姿もちらほら。路駐が多いとこは滑る人が集まってるとこらしい。草津白根山の湯釜へは毛布や寝袋に包まりながら。想像以上の寒さに軽装の人にはきつかったか。エメラルドグリーンの湯釜は一瞬見えただけ。冷えた体を温めるために草津温泉へ急ぐ。群馬県側も硫黄のにおいが立ち込める危険地帯を抜けていく。

　　街中に入ったとたんに温泉街的な雰囲気。草津温泉の湯畑へ散歩。温泉饅頭食って、足湯に浸かって、揚げ饅頭食って、カルビ串食って。くにおとよっちゃんとかずえにゴチになったのかな。全てジャンケンでいただきました。美味かった。足湯のぬるさがいまいちだったのは外が寒すぎただけか？温泉の香りとおやつで満足した草津。信濃平を早く出れば、こんな楽しみ方も出来ることが発覚。次回から飛べないときはさっさと撤収して帰り道方面で観光に行くことにしよう。何はともあれ、タンデムもビジターも飛べて、温泉にも入れて、充実の信濃平ツアーだった。また秋に、ぜひ。　