空中だけはいい感じ

〜2005年 旅の軌跡 高鷲編3〜


  今シーズン2度目の高鷲ICを出る。「スキー場の近くの道の駅で車中泊ね」とは言ったものの、ダイナランドの看板を過ぎ、辿り着いた道の駅は真っ白。いつの間にやら雪が降り出し、なかなかの勢いで雪が舞う。「駐車場に入れるんじゃないの?」とダイナランドへ辿り着いたのは夜中の3時過ぎ。「おはようございます!」って明るく言われても、もう眠くてやばい時間帯。駐車場に空きはあるが、意外に車が多い。今頃来る人たちが他にもいることに驚く。とにかく、おやすみぃZZZ・・・。

  「3月19日、今日もガンガン滑って行こうze」、朝からテンションの高いDJに起こされ、ゲレンデに出ると眩しすぎる晴天。昨夜の雪でゲレンデはいい感じ。睡眠不足もふっとび、DJに負けじとテンションが上がっちゃったり。「OK、そこに見えてるジャンプdai、いっちゃってyo、カモ〜ン!」、ホント朝から飛ばしてる。DJやってるのは誰だ?どうやらゲレンデが見える位置にブースがあるらしい。が、まずはウチらね。初めて来るけど、いい感じに広くて長いコース。スキー場の雰囲気は関東方面で言えばガーラ湯沢みたいなとこかな。早速行っちゃいますか、GO!って、コースアウトっ・・・。

  気を取り直して、Ya〜haa〜♪やべっ、マジうまいんだけど、付いていくのが精一杯!?なかなかやるじゃん。リフト一本でかなりの長さ。全長2000m以上は滑れるのかな。かなり滑りやすくていいね。リフト乗り場横の大ジャンプ台ではビッグエアーが決まってる☆DJがますますノリノリでうざいyo♪でも一緒に乗ってまsu♪

  頂上付近からは隣に高鷲スノーパーク。向かい側にホワイトピアたかす&鷲が岳スキー場。この辺ってスキー場密集地帯なんだよね。天気がいいおかげで、景色も最高。寒くないのがありがたい。ゲレンデをちょっと外れたところに登山道らしき、トレースを発見。登山者も発見!雪山登山もこんな天気なら楽しいかも。ボード外して頂上にアタックしてみようか、くらいに思ったりして。

  ジャンプ台やレールに、ハーフパイプが点在。ここではうまい奴らが注目集めてた。うお〜がまんできね〜。下手でも飛びたくなっちゃうこの気持ち、分かる?「here we go!! カモ〜ン、ん〜?!」って結局、行っちゃって撃沈。勢いだけはいいんだけどね・・・。弱気だったか?まだまだ修行っす。ハープパイプはあまりに注目を浴びすぎるのでパス。練習用っぽいちっちゃいパイプも、リフトの真下っていう嫌なロケーションのため回避。まあ今シーズンはジャンプも始めて、ちょっとは上達したような気がするような、しないような。

  午前中だけで、飛ばしすぎ。昼飯食い終わる頃には、睡眠不足で眠くてもうだめZZZ・・・。午後はまったり行きます。ジャンプ台のギャラリーになって、DJとともに?!盛り上げる。見てて思ったこと。やっぱジャンプ台に行く奴はうまい奴ばっかりだ。当たり前?わたしにゃまだ早すぎるって?!自分でもそう思うけどね。写真、空中だけをいい感じに撮ってるけど、このうち半分は着地でドジってますから。残念!

  昼以外に休まず、滑りっぱなし。疲れるわけだ。シーズンの終わりのせいか、そんなに混んでなくて、気持ちよく滑れた。リフト下のレストハウス前は人だらけだったけど。みんな疲れて、DJのトークを聞きながら、暖かいスキー場を楽しんでいるわけだ。ラストは頂上から一番下までノンストップでダウンヒル。気持ちよく今シーズンを締めくくった。昨夜の雪で白かった道路も、帰る頃にはアスファルトが乾いていた。

  スキー場にさらば。また来シーズン、ガンガン滑りに来ようze♪おっと、まだあのDJのリズムが抜けないyo☆はいはい、帰りは白鳥温泉の「美人の湯しろとり美粧館」でたっぷりふやける。ぬるっとしたお湯で、すべすべの肌になってお疲れさま。遠くに見えるまだ真っ白な山々。もうそろそろ地面が見えてくる頃だね。飲用温泉の微妙な後味が口の中に残ったまま。おやすみモードの車内、一人起きて運転する帰り道でした。

おしまい

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