大雪のホワイト・クリスマス

〜2005年 旅の軌跡 高鷲編4〜


  ホワイト・クリスマスはスキー場で。ダイナランドで!睡眠時間1時間半で起きた朝。テンションが上がるわけもなく。今日のメンバーが簡単に見つけられるわけもなく。同じ交差点をぐるぐると3回通過。やっと会えた。会うまでに疲れた。本日の寄せ集め、Wっち、鈴ちゃん、ゆうちゃん、私の4人&ボード4つ。4つ?!みんな、ボード持参。入らねーよ、4本も。でも突っ込む。さあ、行こうか。

  雪のため通行止め。なんて区間もあるが、何とか行ける。話のネタが尽きかける3時間半も、トンネルを抜けるたびに白くなる景色にテンションが上がっていく。高速をおりる高鷲に着く頃には、道路脇に積もった雪は2m。白い壁がダイナランドへの道を作ってる。って、高鷲ってこんなに真っ白な街並みだっけ?!

  降り続ける雪。スキー場への山道は走れるのか?吹雪の中をスロー走行。駐車場は意外に空いてる。そう、こんな大雪の中を来る人なんてそんなにいないんだ。高速道路の通行止めを聞けば諦めるよなあ、普通は。いや迷ったさ。でもみんな、行くっていうから。まっ来てよかったけどね。だって、ゲレンデも空いてて、雪もパウダーで最高。中部地区でこんないい雪が味わえるのは初めてだ。

  DJが流れるレストハウス前のジャンプ台でFuuu〜!って跳びたい気持ちは抑えて、スノボー教室からスタート。だって初めてとか5年ぶりとか、そんなメンバーだったから。でもいきなりリフトで上へ。まあ余裕でしょ、みたいな。適当だ・・・。滑りまくるぞ。

  転んでも痛くない新雪。降りっぱなしでふかふか。ありがたい。コース外は深雪。柔らかすぎ。一度埋まったら脱出は困難。救出劇を何度か見かける。そんなの見てたら自分もコースアウト。誰かがコースアウトした穴にはまった。必死に脱出。体力、無駄に消耗。あちぃ。

  あついのはジャンプも。大ジャンプ台でエアーをかます奴ら。すげえ!あんなに注目を浴びるならやりたいけど、でもでもシーズン最初にどじったらイヤだからやめとく。昨シーズンのトラウマが・・・。そんな人は新雪へジャンプ。手作りのジャンプ台から未整備の急斜面へダイブ!着地を気にしないからこそキめられるスーパートリック。かっこい〜♪ここも雪からの脱出は大変だあ。

  あまりの吹雪に逃げ込んだ昼過ぎ。腹減った〜、てか眠い。燃え尽きている人、多数。ぼ〜っとしてたら寝てしまった。見てないで眠る前に起こしてってば。いや〜もう十分なんだけど。なんて言えない雰囲気。みんな滑る気満々だ。

  慣れてきたし、滑りが快調なので、ここからはロングコースで。降ったり止んだりの雪も、山頂へ登ったときはバッドタイミング。猛吹雪と戦いながらの滑走。空いてて快適だよ。飽きずに最後まで滑ってたのはWっち。鈴ちゃん、ゆうちゃんはゲレンデでは50%増し♪んなこと言ったら、怒られる?!いえいえ私も30%増しですから。

  滑った後は温泉!みんなやっぱそうだよね。スキー場最寄の湯の平温泉。いつも激混みなんだけど、今日はどうやら空いている、ような気がする。駐車場にちゃんと入れたってだけで、湯船にはかなりの人数が浸かってたけどね。露天風呂からは雪の壁で景色は見えず。ライトの周りだけ雪が積もってなかった。肌がすべすべになりそうな湯だった。湯上りのひるがの高原牛乳が美味い。

  帰りは必ず渋滞になるはずが、この雪でも渋滞はなかったらしい。っていうのは、昏睡状態で高速道路は寝っぱなし。残り3人が元気のはなぜ?みんな寝不足のはずなのに・・・。行き3時間半の道のりが帰りは2時間かからず。早いね。寝て起きたら帰ってきた私はもっと早かったけど。クリスマスちっくなお店で夕食、のつもりが意外に遅い時間。やっていたのはアジアンダイニングな「ままや」。アジアンなカクテルで、Merry Christmas!楽しい一日をありがとう。

  みんなを送ってからの帰り道は・・・遠いぞ。また雪が舞ってるし。まあいっか、今日くらいは。

おしまい

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