２００２年冬休み旅行記嬬恋村編４

　　プロジェクトＳ、第一弾は何とクリスマスにスタート。早朝の馬場に登場したルシーダにボードを二つ積んで、２４日とはいえ普通に空いている高速を安全運転。上里ＳＡで吉野家の牛丼を朝ご飯にして、高崎ＩＣへ。失敗したのはちょうど９時前で通勤ラッシュにはまってしまったこと。裏道をさまよいつつ、何とか渋川のジャスコにたどり着き、食材とケーキの材料を買う。ここから吾妻線沿いに山へ。道路脇には雪が積もっている。いくつかの温泉地を通過すると見覚えのある交差点に。コンビニがセーブオンからセブンに変わっていた。

　　３か月ぶりの山荘だが、夏と冬とでは様子が全然ちがう。別荘村全体が真っ白な雪化粧。まずは玄関までの雪かき。想像していたよりはましだったが、２０ｃｍくらいは積もっていた。玄関までっていっても結構距離があって腕が・・・。家の中に進入成功するころには体は冷えきっていた。私はひたすら雪かき。生活できるようにセッティングが終わり、落ち着いたのは１５時くらい。とりあえずくつろぐ。

　　１６時前に温泉を求めて出かける。狙いをつけて行くも、車内で爆睡の私。気がつくと「ここ、行ってみたかったんだ」とたえ。嬬恋温泉、山田屋温泉旅館に着いた。しかし玄関には「定休日」の札。営業時間も終わっているが、入ってみる。「すいませ～ん、日帰り入浴は？」「もう終わりってそこに書いてあるでしょ？」すっとぼけて「あら、そんなんですか、やってるのかと思って」。すると「ちょっと待って下さい」とおじさん奥へ消える。戻ってきて「せっかく来てくれたし、空いているからどうぞ」だって。ラッキー、入れてもらえた。言ってみるもんだ。お風呂には本当に誰もいなくてしばらくは一人で占拠。露天風呂は清掃中で使えず。温泉は適温でたっぷりと入っていた。出てきたのはたえとタイミングぴったり。女湯も空いていたそうだ。山奥の夜景がなかなかだった。今日の疲れを癒すちょうどよい湯だった。山荘からも近いし、ここは使える。

　　温泉に入ったら急にお腹が減りだした。山荘に戻ったのは１９時前。早速料理にかかる。今日はチゲ鍋。ご飯が炊けるまで待てないのでうどんにした。大量に作ったチゲ鍋を大量に食べまくる。２４日、クリスマスイブをシャンメリーで乾杯。それにしても相当な量を食べた。食後はもうだらだら。朝早かったのもあって、眠気も十分。お腹もいっぱいだし、あとは寝るだけ。ホントにだらだらして２２時にはダウンしていたような・・・。

　　眠い・・・寝たような寝てないような・・・。時間はすでに１１時。朝一で来ると言っていた石原氏。電話に「も、もしもし・・・」明らかに今起きた声。何やってんだ～？！石原氏脱落。「予備校時代とは違うオレを見せてやる」と来る気満々だったのにぃ。メンバーが一人消えた。昨日の鍋に材料を追加して昼から鍋。食べすぎ？で、今日はバラギ高原スキー場へ。午後からになってしまったが、ちょうどいい今シーズンの初滑りか。けど、１年経つと感覚が違う。なんとか滑れるけどイメージと違う。こんなもんか。マイボードはワックスのおかげでよく滑る。で、よくこける。

　　たえと一対一で勝負。肉まんとココアを獲られた。ココアを獲り返すのでいっぱいいっぱい。まあ花を持たせてあげたってことで。リフトに乗っているときにカメラをいじっていたら、グローブを落としてしまった。雪の上にポツンと・・・。ああ・・・。まだまだ悲劇は続いた。片手グローブなしで落とした地点まで取りに行こうとしたのだが、途中で単独ハードクラッシュ。素手を雪につきたくないと思ったら、正面からうがっ・・・。みぞおちにカメラを挟んであばらがいったかと。カメラはいっちゃいました。誰もいないゲレンデで一人苦しんでいた。グローブを落とした地点までやっと戻ると、すでにたえは飽きていた。見つからん。諦めて係員にたのんだ。

　　１５時半くらいまで滑って休憩。ホットココアがおいしい。のんびり休んでいたらもう滑る気がなくなってしまい、１６時頃で今日のスノボーは終了。帰りはスキー場からすぐの湖畔の湯で温まる。名前負けしないいい温泉だった。浴室に入ったら暗くて、電気が点いてないのかな、と思いつつもそのまま入浴。女湯らしき隣は明るい。まあいいかとのんびり浸かっていると、次に来た人がカチッって、電気がついた。雰囲気の演出ではなく、ただ電気が消えていただけだったのか・・・。温泉から出て１７時過ぎ。そろそろシホとハッチーを迎えに行きますか。

　　１８時半頃にみんなと合流。４人そろった。久しぶりの再会を喜ぶ間もなく、先を急ぐ。スーパーが閉まってしまいそうだから。シホとハッチーが流れについていけない。有料道路を通るが冬季は無料だった。夜になって雪が激しさを増した。店は・・・閉まっていた。思い当たるところをうろつくがどこも閉まっている。１９時で閉店って早すぎでしょ。結局コンビニと自販機で。あとは昨夜の食材もまだ余ってるし、ケーキの材料はあるから心配無用です。初めての山荘に感動する間も与えずに食事の支度。レトルト中心とは思えないにぎやかな食卓。お腹いっぱいに食べた後は・・・ついにケーキ作り！クリスマスケーキ～♪

　　これこそが今回のメインイベントだった。泡だて器が見つからずにフォーク２本で代用。外の雪で冷やしながらの生クリーム作りは闘いそのもの。全力でかき混ぜては交替の繰り返し。１時間に及ぶ激闘の末、チョコクリームが出来上がり、コーヒーゼリーを挟んだチョコレートケーキの完成☆トッピングもカラフルで素晴らしい。さあ食べるぞ。四方から４人が食べまくった。で、最終的には十字に残った。残りは明日のお楽しみ。ケーキが出来る頃には日付もかわり、クリスマスには間に合わず？まあいいや。２時３時になってもわけのわからんテンションでベルで演奏とかしてみたり。外は大雪。ホワイトクリスマスだ。

　　朝、ちょー眠い。ハッチーは今日で帰り。強行日程で来てくれたのがうれしい。昨夜の雪も止んで、結構積もっている。朝方の浅間山は真っ白できれいだ。軽井沢までの下りで、ツルルッと、スピン？！うがぁ・・・○＃▲％◆×＄☆■？！誰もケガがなくて良かった。ここからは私の運転。車はとりあえずは問題なく走れそう。１２時に軽井沢でハッチーとお別れ。うちらは軽井沢スノーパークへ。山荘から一番近いスキー場です。

　　駐車場で用意してたら知らないおじさんが券くれた。「売る」とだめだから「くれた」。まずは初スノボのシホの練習から、と思ったが、２本やった後は上へ。やっぱ滑って覚えるしかないでしょ。でも、早すぎたようだ。上から下りてくる間にボロボロに。その間、私は２回滑ってしまった。もちろんある程度は面倒みたけど。シホ、すまんね。そんなこんなで、１６時にはレストハウスでおやつ。やたらと寒い気がすると思いきや、今日の気温はマイナス９度。ありえねえ・・・。スノースライダーっていうチューブに乗って滑るやつをやった。これがかなりおもしろい。もっとやりたかったが、営業時間終了だって。最後は上から一気に☆今年のスノボーを締めくくった。

　　今日の温泉は軽井沢プレジデントリゾート。何も割引券は持っていなかったが、明らかに滑ってきた格好を見て１００円割引してくれた。タオルつきだったが、タオルはたえに持ってかれた（←受け取るの忘れただけ）。温泉は広々と、いろんな湯があって気持ちよかった。露天で湯船と間違えて池に足を突っ込んでしまったが。水位が低い気はしたんだけどね。

　　夕食はちゃんこ鍋。ちゃんとスーパーがやっているうちに帰ってきた。ここでいいもの発見。「浅間高原雪合戦のお知らせ」だって。これは駿台チームで出るっきゃない！とりあえずビラを持って帰る。ちゃんこ鍋、おいしく出来た。いっぱい食べて大満足。食後はデジカメで撮影会。雪合戦のＰＲビデオやプロモを撮って遊んだ。が、あまりの疲労に２２時くらいに３人ともダウン。おやすみ・・・ＺＺＺ・・・。

　　山荘最終日。起きたらご飯が出来ていた。女の子２人が食事の支度をしてくれていた。ありがたい。朝はのんびりまったり過ごしました。山荘近くを鳥がいっぱいうろついていた。リスも発見。うろちょろしていた。何かいいもの見た気がする。冬の山荘は後片付けが大変だった。４度目の山荘に別れを告げ、本日はイベントは軽井沢のアウトレットで。でかいと聞いていたが、確かにでかかった。しかし、アウトレットは外。寒い・・・。うろつきまくってお買い物。でもいまいち心ときめくアイテムが見つからず。女の子向けの店がメインだったな。店から店へ温まるために移動していった。お昼のオムレツは美味しかった。

　　１７時くらいにアウトレット出発。高速で碓氷ＩＣから。途中、藤岡ＩＣのハイウェイオアシスに寄る。オアシスな感じだった。シホを家に送ろうと所沢ＩＣでおりる。渋滞もなくいいペースで帰ってきた。夕食でも、と思っていたら、なんとシホ家でご馳走になることに。いきなりお邪魔したのに、シホママにいろいろいただいた。このままのんびりしてしまいそうだったが、２０時半くらいにはシホ家を出発。最後は頑張って馬場までドライブ。何はともあれ楽しいクリスマスでプロジェクトＳをスタート出来ました。次なるイベントは何かしら？毎度毎度、山荘ありがとうございました。みなさん、おつかれさま☆