パナウル王国の海開き

〜2010年 旅の軌跡 与論島編2〜


【旅のミチシルベ】
◆日程・・・3月5日〜3月8日。
◆目的・・・ヨロンマラソン入賞。海開き。たそがれる。
◆コース・・・羽田〜那覇〜与論島〜那覇〜羽田。
◆宿・・・旅館ムトウ。

【旅の軌跡】

3月5日

  羽田に仕事後の集合。東京マラソンで会った人以外は久々だ。とはいっても3,4ヶ月前に会ってるわけで。とりあえず飛びます。那覇到着は23時前。タクシーで宿へ急ぎ、チェックインして夕食へ。勝手に前々夜祭。同じホテルには女子ゴルフのプロツアー選手が何名か泊まっていた。今シーズンが那覇で開幕らしい。

3月6日

  朝食付きなのに、朝食の時間よりも早く宿を出発。残念だ。フェリーの出発時間が早すぎ。船に乗るとなんか旅って感じがするのは私だけか?睡眠不足と船酔い防止のため、フェリーでは乗船してちょっとしたらおやすみ。激しく揺れていたようだ。

  4時間くらいでヨロン島へ到着。ヨロンパナウル王国への入国はフリーだ。旅館ムトウの送迎バス発見。なんか楽しくなってきた。ってバスに乗って数分。着いた。旅館ムトウ、港から近すぎ。そして空港にも近すぎ。部屋から滑走路が見えてる。ムトウの犬、おおはしゃぎ。人がいっぱい来てうれしいらしい。

  微妙な天気ながらも微妙な気温で寒くも無く、暖かくもなく。ランチ後に、日が出てきたので海へ。宿から歩いて10分程度のビーチで、3月上旬の日本で海開きだ。海、かなり冷たいが、何とか入れる。我慢すればシュノーケルも、何とか。とりあえずはそれなりにきれいな海を楽しむ。冷たさの限界で4,50分であがる。前夜祭の前にシャワーだ。

  さて、前夜祭。これがまたヨロンマラソンの魅力のひとつ。楽しい。そして盛り上がる。みんなで参加してればなおさら。テーブルで軽食とともに酒三昧。飲みまくって、ステージで踊りまくって。そんな前夜祭。とりあえず参加すべし。あっという間に2時間くらい。

  20時頃に宿に戻っての夕食。明日のために今日はいくら食べても大丈夫。宿の屋上に寝転んで、パナウル王国の夜空を見上げる。流れ星に祈るのは明日の完走よりも私利私欲。

3月7日

  早朝から一人で出て行ったのはフルマラソンのふくちゃん。みんなハーフにエントリーしてるのに、一人フルに出る意味がよくわからん。宿の前がコースになっているので、朝食の後に沿道で応援。まだ5km地点くらい。ふくちゃんは元気に走り去っていった。豪雨の強風に見舞われたそれぞれの激闘はこちら。

→ → → 雨の激走&晴れのゴール ← ← ← 

  走った後も楽しいヨロンマラソンの完走パーティー。飲み食いしながら今日のレースを振り返りつつ、パナウル王国のもてなしを受ける。一緒になって踊るステージ上で今年のヨロンマラソンを締めくくる。そんな完走パーティー。

  パーティー後の砂浜で勝手に盛り上がり、寒くなったとこで知り合いのとこへ、自主的な完走パーティーをしに行く。ふくちゃんと一緒に、ありさ、ともちゃん、ゆりこ、とみーは誰かの家へと飲みに行った。疲れに負けたウチらは宿へ戻り、おとなしくお風呂と食事。走る前後からたっぷりと楽しんだ。そしてよく頑張った。みんなが帰って来る頃にはもう眠い。パナウル王国、朝が早かったからなあ。

3月8日

  最終日は雨。3年連続で仲間から表彰台に送り込んだ余韻に、燃え尽きた感たっぷりの雨。フェリーの時間まで特にやることもなく、町の中心部をうろういて、プリシアリゾートのショップへお買物に行って。

  たそがれの島ではたそがれる暇も無いほどにあっという間に時間が過ぎ、旅館ムトウのバスで再び港へ戻ってきた。雨の中、島の人々が平日だというのに見送りに来てくれて、与論島の温かさを感じる出港のとき。

  パナウル王国から出国証はヨロンマラソンの完走メダル。船から投げれるテープが風に流され、遠ざかる島。来年の20回大会、今度こそ表彰台に上がるために、三度目の挑戦をしよう。そしてまた楽しもう。そう誓った帰りのフェリーだった。

  順調に進んでも羽田行きの飛行機の時間はぴったりな感じで、最後までどきどき。港からタクシーで空港へ。余裕の到着でホッとひと息。搭乗前に最後の沖縄料理を夕食にいただき、那覇にさらば。また来年もヨロンパナウル王国へ。どうですか?みなさんもご一緒に。

おしまい

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