ラン・バイク・パラグライダーのトライアスリート夫婦、うっちゃん&かずえの、
世界一周二人合宿〜Running Planet〜
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旅の遊び方

 

◆ バリ国際マラソン

場所 インドネシア、バリ島
おすすめ度 ★★
お手軽度 ★★
費用 8000円/人
所要時間・日数 3時間
実施日 2009.10.18

第2回というまだ新しい大会。何年か前にテロがあって中止になった大会が、名前を変えて復活したマラソンらしい。地元ヌサドゥアのお祭りも兼ねていて、前夜祭のイベント会場は盛り上がっていた。

受付は前日にそのお祭り会場で。外国人参加者は軽食付きのテーブル席でショーを観ることができた。

さて、マラソン当日。朝4時起き。それでもスタート地点に着いたのはスタート20分前。暑くなる前のレースということでスタート時間が朝早かった。大会会場のヌサドゥア地区に宿をとってないと大変そうだ。ウチらは歩いて行ける範囲のホテルだったので、余裕だった。一番遅い到着でほぼ最前列に並ばせてもらう。外国人は優先させてくれたのかも。

スタートのカウントダウンがバリ語?インドネシア語?でわからず。外国人はみんな1,2秒フライングしてスタート。前からスタートさせてもらえたんで飛ばした。ペースという言葉を知らない現地人を引き連れて、2kmほどトップを独走。「国際マラソン」と名のつく大会でトップを走れることなんてそうはない。

超気持ちよかった。3kmまで先頭集団、5kmまで日本人トップを走って、気が付けば後方は数人しか見えず、現地人はいつの間にか消え去った。5kmか5.0975kmの通過が23分。こんなに飛ばしたのにありえない遅さ。絶対に距離表示が間違っていた。折り返しはゼッケンにチェックを入れるという原始的な方法。一度止まらされるとはトップランナーもびっくり。

さらにはこの大会、給水が無い。というか用意が間に合ってない。テーブルだけがあって「水くれ」って言っても「無いっ」。結局15kmまで給水無し。後続は給水所の設営が間に合ったらしいが、上位は給水無し。落ちてるペットボトルを拾って、日本人で分け合って急場をしのいだ。

が、時すでに遅し。バリ島の暑さの中、水無しでは走れず。15kmからは交通規制の中を走りまくるバイクやタクシーに抜かれながら歩く。交通規制の意味無し。それでも後続は数えるほどしか上がってこなかった。

孤独に5km以上、走ったり歩いたり。誘導も表示もなく、コースがわからなくて分岐のたびに「こっちだ」と言われても半信半疑で進む感じ。何とかたどり着いたゴールは、陽気な欧米人の歓声を聞きながら。ゴールゲート正面から走ってくるバイクと車を避けながらのフィニッシュ。

日本からの参加者はほとんどの人が自己ベストよりも10〜20分遅いという悲惨な結果に。全体で2,30番、日本人6番目でゴール。なんだかわからんが、壮絶なレースだった。かずえも無事に完走。ていうか現地人ランナー、大半が途中で家に帰ったようだ。スタートした人数とゴールした人数が違いすぎる。

国際マラソンというより、バリのローカル大会っていう雰囲気。5kmとか10kmを走るなら、無理なく旅行のついでに楽しめそうな気がする。走ったみなさん、お疲れ様でした。

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