ラン・バイク・パラグライダーのトライアスリート夫婦、うっちゃん&かずえの、
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旅の遊び方

 

◆ キナバル登山

場所 マレーシア、コタキナバル
おすすめ度 ★★★★★
お手軽度
費用 1125RM/人
所要時間・日数 1泊2日
実施日 2009.12.10〜12.11

海外トレッキング・登山の入門的な山。とはいえ、標高4000mオーバー。素人が登るのは簡単ではない。が、不可能というほど難しくもない。整備された登山道と、グループごとに必ずガイドが付くので、初心者でも安心して挑戦できる。

今回は日本からツアーを手配。1泊2日、コタキナバルからの送迎付き。現地で手配すればもっと安くなる。

しかし、キナバル山の宿泊施設は慢性的に飽和状態。すぐに山小屋の確保ができなかったり、希望の日程どおりにいかなかったりする。あらかじめ現地の旅行会社に依頼するか、宿泊先に登山ツアーの手配を依頼するのがベター。

1泊2日の一般的なコースは標高約1600mの登山口から、標高約3200m付近の山小屋まで初日に登り、翌日未明に登頂、頂上でご来光を拝むというもの。料金に初日の昼、夕食、二日目の朝、昼食が含まれているのが普通。

今回は初日、コタキナバルに朝6時迎え。登山口でガイドと合流し、入山手続き。ツアー会社によってはこの辺も全てやってくれる。10時くらいに登山スタート。整備された道で歩きやすく、0.5kmごとに表示と地図があり、場所を把握できる。別の登山口からの合流地点が一箇所あるが、他は迷いようもない一本道。登山口で渡された弁当で、3.5km過ぎくらいにランチタイム。

5.5kmの表示を見る頃には、上の方に立派な山小屋が見えてくる。泊まるのはラバンラタの山小屋。他にも数軒、小さい小屋があるが、食事は全てラバンラタ。ステラリゾート系列のロッジで夕食はとても山小屋とは思えない、おいしいものが並ぶ。ビュッフェスタイル。部屋はドミトリーの2段ベッド。事前に追加料金を払えば個室も可能。シャワーもあるという日本では考えられない見事なロッジ。

深夜2,3時に山小屋を出発。まだ暗い中、ロープ伝いに急斜面を登るので、ヘッドランプは必須。30分も登れば樹林帯を抜け、暗くても周りが見えるようになってくる。が、まずこの時間帯、頭上に広がる満天の星空を楽しむといいかも。日本の山でも素晴らしい星空は見れるが、想像を絶するものが見られると思う。

うっすらと景色が見える頃には富士山の標高を超えている。5,6時頃登頂。頂上でご来光を拝む。

早く着きすぎると寒い中、頂上で日の出を待つことになる。急ぎすぎず、遅れないように、タイミングを合わせて登るのがベスト。そんなに広くない頂上だが、ご来光を見るスベースは十分にある。

日が出ると寒さは全くなくなる。頂上と雄大な景色を楽しんだら、後は気楽に下るだけ。山小屋に戻って、朝食。少し休んだら適当に下り始める。

登山道にはリスが出たり、食虫植物のウツボカズラが見られる。運がよければラフレシアが咲いているのを見ることができるかも。

下山後は管理事務所近くのレストランでランチ。希望者には登頂証明書を発行してくれる。せっかくならもらおう。あとは宿まで送り返してもらい、ツアー終了。簡単ではないけれど、天空の世界へと続く道、コタキナバルに来たら挑戦するしかない。絶景を見たいなら。

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