ラン・バイク・パラグライダーのトライアスリート夫婦、うっちゃん&かずえの、
世界一周二人合宿〜Running Planet〜
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旅の遊び方

 

◆ バンビエンサイクリング

場所 ラオス、バンビエン
おすすめ度 ★★★
お手軽度 ★★
費用 2〜30000kip/1台
所要時間・日数 約3〜6時間
実施日 2010.2.4、2.6

レンタサイクルでバンビエンの町から離れたローカルな村と雄大な自然の中を走る。これは本来ならレンタバイクで行くべきコースかも。でも、ここは敢えて自転車をおすすめ。ただし、体力に自信がある人に限る。全長約35km、寄り道を合わせたら約40km。ルートのほとんどはダートなので、それなりに自転車にも慣れた人じゃないと苦戦するかと。

それでも行く価値はある。ローカルな暮らしをする人々、村の様子。うろつく牛、豚、山羊。道をふさぐ川。その先にあるオアシス。雄大な自然をじっくり味わうならこれだ。

バンビエンの町中にてレンタサイクル。ママチャリは避けるべし。少し高いけど、GAINTやTREKのマウンテンバイクを借りるといい。何軒か探せば、いい自転車を置いてある店が見つかる。

レンタサイクルはブレーキやタイヤなど要チェック。自転車に不安があると大変。このコース、前半は食堂や売店などはほとんど無い。地元の人、御用達の食堂でローカルフードを食べるもよし。飲み物くらいは買える店があるけれど、村と村の間は10kmくらいは離れてたり。その間は雄大な景色だ。ただし未舗装路につき、走行注意。これはバイクでも同じか。

雨季には有料の橋を渡るしかない川も乾季にはご覧のとおり。自転車を押して川を突っきれる。そう思った車は立ち往生してるけど。何もないダート道、暑い時間帯だと相当きつい。景色でも楽しんで気を紛らわせて走ろう。ごく稀にサイクリストの姿も見られる。自転車仲間を見つけるとお互いにテンションがあがるものだ。

全体の4分の3くらい走ったところで寄り道。2kmもルートから離れるけど、行くべきスポット“ラグーン”。自転車で走ってきた人にとってはオアシス以外の何ものでもない。

流れのない青い川。魚も泳ぐこの場所に飛び込む。常に欧米人が何人も泳いでいるはず。ほとんどの人はここまでトゥクトゥクか、頑張った人で町からレンタサイクル。直行すれば1時間程度で着くかも。

ターザンジャンプでもブランコでも、暑さにほてった体をクールダウン&リフレッシュ。売店で食べるなり飲むなり、たっぷり休憩、そして飽きるまで遊ぶ。地元の人も集まる、まさにオアシス。外国人は入場料10000kipなり。

夕方、日が傾くまで遊んだら、遊びすぎ。いくらでも居たい気持ちはわかるけど、できれば15時くらいにはここを出発しよう。他の人はまだ遊んでいるけど、彼らはどうせトゥクトゥク。帰りの大変さが違う。レンタサイクル組はまだ残り10km弱。回復した体力で最後のひと頑張り。

バイクやトゥクトゥクが通り過ぎるダート道。巻き上げる砂埃と排気ガスがうざい。が、またそれもこのローカルな道の醍醐味。ノリのいいトゥクトゥク組が居たら何とか追いついて引いてもらうべし。

どうやって引いてもらうかって?ノリのいい彼ら、車体につかまろうとすれば手を差し伸べてくれる。余裕があれば会話でもしながら。ビールやタバコを差し出してくれたり。

激しい未舗装路は人数の乗ったトゥクトゥクもマウンテンバイクも大してスピードは変わらず。普通の人はそこまでじゃないかもだけど、体力に自信があってレンタサイクルした人ならいい勝負のはず。最後は抜いてやるくらいの勢いを見せると、トゥクトゥク組がゴールで迎えてくれたりする。

体力に自信がある人にはおすすめ。体力に自信がなくてもそれなりの覚悟をして行けば、行ける。寄り道や遊ぶ時間にもよるけど、3〜6時間は楽しめる。ただ走るだけでも、ロードレーサーの私で2時間くらい。体力に自信が無ければ、おとなしくレンタバイクで。どちらにしろダート道、オフロードと雄大な自然を満喫できるこのコース。観光地化されていないバンビエンのローカルな顔を見に、自転車でGO!

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