バイクナビGP2011 ツール・ド・エコパ

〜復帰戦のエンデューロ〜

LOVE・WING うっちゃん

5月7日

  自転車の復帰戦は、バイクナビGP、雨のエコパが舞台となった。ふくちゃん、まてぃ、かずえ、私の4人で3時間+2時間のエンデューロ。激しいレースよりは耐久の方がまだマシかと思っての参加だったが、さすがにブランクは大きかった・・・。

  早朝は雨が残ったものの、スタート時間には止み、ウェットな路面でエンデューロが始まった。とはいってもまずは3時間。耐久というほど落ち着いたスタートになることもなく、幅の狭いコースいっぱいに、競技場内とその周辺の特設コースへと出て行った。一番手はふくちゃん。ウチらが不在の間に鍛えられたであろうその脚で大集団に揉まれてくれた。二番手で私。久しぶりのレースは、無理なくレース感を取り戻すように、周囲を十分に警戒しながら。ウェットな路面とまだ序盤の落ち着きが無い流れに乗りつつ、自転車の感覚を確かめるように走る。が、ブランクは大きく、緩やかな長い上りで早々にちぎれてしまい、走れなさを実感。

  それでもエンデューロは楽しいもので、次々に交代しながら周回を重ねていく。控え目に走っているようだが、かずえは女子の中では十分な速さを見せつけ、自転車初レースのまてぃもいい走りをしていた。1時間も経てば路面はほとんど乾き、選手もコース全体に散らばって、だいぶ走りやすくなってきた。1時間半経過時点で車種混成の部7位。入賞圏内の6位まで半周くらいの差。女子が混ざっていて、この走りで、この順位。なかなか頑張ってる感じだ。

  二順目に入り、集団の中で走ったり、誰もいない切れ目になったりつつも、前も後ろも差をキープしながらの走り。コースレイアウトのせいもあるかもしれないが、残念ながらまだまだ高速巡航できるだけの脚力は戻らず。第1ヒートの3時間、自陣で仮眠を取ったり、沿道で写真を撮ったりして、楽しみながら、ふくちゃんがファイナルラップを走ってゴール。結局、半周の差が詰まらないまま、7位でフィニッシュ。健闘した方でしょう。

  休憩というほどの休み時間はなく、第2ヒートのための試走時間に休む。朝の雨が嘘のように、5月にしては暑いくらいの日差しが出てきた。自転車のレース感がだいぶ戻ってきたところで、後半のスタートは私。大集団での走りにはまだぎこちなさがあるものの、とりあえずは無難に走る。周りが見えているとはいえ、考えながら走るあたり、復帰への道はまだまだ遠そうだ。まさかの上りで先頭集団からあっさりちぎれてしまった。走り方が成ってない証拠か。

  今度は2時間の第2ヒート。参加チーム数も増え、より時間が短くなったことでレースの流れが速くなったような気がする。寒かった午前中と違い、全力で走っていると汗をかくほどの暖かさ。これくらいだと待ってる方もありがたい。

  第2ヒートも二順目になる頃にはレースレベルでの走りを思い出してきた。いろいろと刺激されて、体がよく動くようになったか。ソロの人たちに疲労が見え始めるこのタイミングで、まさかのいい走り。さっきまでは上りが上手く走れなかったが、それも今は改善。今さらのように先頭を牽いて、駆け上がる。交代を求めても誰も前に出てこなかったのには驚いた。これくらい走れると気持ちがいい。

  5時間なんて4人で走れば、あっという間。ふくちゃん、まてぃに後を任せて、出番終了。第2ヒートは入賞に絡めず、後続を何とか振り切っての9位となった。たった2時間で交代しまくったのが、順位を下げた要因か。楽しむこと優先にした結果なので、仕方ない。

  で、トータルの5時間、キング・オブ・エンデューロは5位。楽しく走って、これなら上々でしょう。これを機に、自転車も復帰へ。そしてその先へとつなげるべく走り出そう。そんなツール・ド・エコパでした。

おしまい

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