さくらんぼの楽しみ方

〜第6回 果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン〜

LOVE・WING うっちゃん

  大会会場にはすでに多くの人々が集まっている。着いたときに降っていた雨はぎりぎりで止み、ぎりぎりで間に合ったウエマティ率いるシャイニング&うっちゃん率いるラブ・ウイングの14人がスタート地点へと急ぐ。みんな控えめに後方へ。私も控えめに、いつもよりは後方へ。9時、スタート。曇天のさくらんぼロードへと、ゆっくりと走り出す。

  体調不良の中、無難に走りたいとは思いつつも、遅いペースで走るのは苦手な私。100分を目標タイムに設定し、1キロ5分程度を目安にスタートする。隣のウエマティも無理はしないとのことで、私よりも若干後ろへ下がってしまった。3kmまでキロ5分のペースでラクに走る。地元中学生たちが参加各都道府県の手作りプラカードを持って応援してくれていた。三重県のプラカードを探すも見つからず。でもとりあえず手を振って応える。ちょっと盛り上がる雰囲気が気持ちいい。

  が、思った以上に体調がいまいち。最初の給水でがっつり水分を取って回復を試みるが、怪しい汗が止まらない。キロ5分がこんなに苦しいってのもやばい。それでも前の方にみんなに手を振りながら走るゲストの千葉ちゃんが見えてきたので、追いついてしばらく並走させてもらう。地元テレビ局のカメラマンがカメラ抱えながら必死に走って撮影している。ひがしね、がんばれ。

  最初の折り返しで後続を確認する。さっき振り切った千葉ちゃんとすれ違いざまハイタッチ、続けてウエマティ、ふくちゃん、ふるやさんとハイタッチ。これくらいの余裕は欲しいもんだ。みんななかなかいい感じらしい。きついのは私だけか。5kmは25分でまあまあ。そのちょっと先にシャワーがあったが、浴びるほどは暑くない。むしろ熱いのは頭だけでからだは寒気すら・・・絶対やばいっ。何とか走り続けるも8km通過でいっぱいいっぱい。9kmでダウン。あっさりと歩きに変更。1,2分もしないうちにウエマティが追いついてきた。今日はもうダメっす。

  10kmを55分で通過。中間地点前の写真撮ってるとこだけ、ちょっと走ってみる。直後の給水所でがぶ飲み。ちょっと回復。歩きっぱなしでもしょうがないので軽く走ってみる。走ったり歩いたりで周りのランナーにはやな感じだったか?後続、誰か追いついて来ないかなあ。さくらんぼ果樹園の中をじっくりと観察しながら走る。13kmくらいで再びすれ違いのコースに戻ってきた。誰かいないかなあと探しまくるも見つからず。そのうち最後尾が見えてきた。誰か来て。

  15km手前で完全に歩きだけになっちった。意外に多くのランナーが抜き際に「がんばって!」って声かけてくれる。自分たちもきついだろうにうれしいもんだな。まあ見回しても他に歩いてるランナーがいないからなあ。ゆっくりでも走る続けてこそ完走か。「歩くなー!走れー!」って小学生、うおう、きついな。中学生か高校生の「頑張って下さ〜い♪」って黄色い声援は好き。でもこんな声かけられたら歩いてもいられないので、応援されたときだけ走ってみる。後ろ、誰か来てくれ。飽きてきた。

  15km通過。歩きまくったおかげで走れるくらいには回復してきた。けど、せっかくなら誰かと走ろうかとひたすら後方を気にしながら歩く。するとふくちゃんがバテバテで現れた。まだ行けそうとのことなので、ここからは一緒に走る。再びプラカード応援のポイントへ。今度は二人で三重県を探すと、発見!「三重県、三重県!」連呼すると応援の子たちも喜んでくれた。残り3kmくらい、今度は沿道から「走るのって楽しいですか〜?!」って中学生から質問。振り向きながら「サイコー!」って。返事に沸いてくれる姿が微笑ましい。

  さて、ふくちゃん、あとは2時間切りを目指して行こうか。キロ6分、死守。このペースなら2時間は切れるぞ。バテバテのふくちゃんの前で鬼引っ張る。そりゃあ初ハーフでここまでくればきついだろ。でもせっかくなら満足のできる結果を残しとかなきゃね。私の友情引っ張りに付いて来な。この辺のタイムで、最後にきてキロ6分ならなかなか速いほうだ。抜くことはあっても抜かれないでしょ?このまま一気に最後まで押し切る。ラストはふくちゃんと手を組んでジャンピングゴール!こんなゴールも気持ちいいぜ。

  タイムは自己ワーストだったけど、レース自体は楽しかった。記録狙うのもいいけど、こんなハーフも面白い。だって体調のわるさも忘れちゃうくらいだからなあ。もちろん後日体調が悪化したことは言うまでも無いけどね・・・。みんな無事ゴール、おつかれさまでした。

<記録>
タイム:1時間55分47秒 自己ワースト
ハーフ一般男子(18〜39歳の部):515位

おしまい

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