最初の折り返し手前で５ｋｍ、２２分半弱。キロ４分半で刻めそう？まだ疑問形。すれ違いでウエマティ、しゃーん、千葉ちゃん、ふくちゃん、とハイタッチ。他はもう離れたらしい。６ｋｍ地点、ウォーターシャワーを全身に浴びて、少し体と頭を冷やす。暑い中のマラソンってこんなにきついものなのか。７，８ｋｍくらいのところで復路用の給水ポイントに、コースをはみ出て水を取りに行く人、多数。私は行かず。でも、ここで取りに行っとけばよかった、と後で後悔。オーバーヒート寸前の暑さに１０ｋｍの給水まで地獄が続く。

　　なぜか今回は選手の切れ目になることが多く、前も後ろもランナーが少ない状態に。走りやすかったけど、風除けがいなくて脚を無駄に使った気がしなくもない。それでも１ｋｍごとに表示があったので、ペースは確認しやすかった。で、きついわりにはそれほど落ちないペース。これはもう行けるとこまで行くっきゃない。

　　撮影ポイントで何とか写真に撮ってもらおうとがんばるおっさん。撮影ポイントが過ぎると失速。無駄に競り合ってペースが上がってしまった。それでも１０ｋｍの通過が４５分半。バテ気味だけど、ベストが狙えるかも。直後の給水でコップ２杯とスポーツドリンク１杯。飲んで掛けてびしょ濡れになって走る。大げさじゃなく、暑さ対策はこれしかない。最初の給水で濡れたシャツはすでに乾いてたし。

　　残り２ｋｍで給水。スポンジで頭も冷やす。ペースはあいかわらず。ただ、感じているほどは失速してないはずで、何とか行けそうか。最後の１ｋｍ、特にゴールゲートが見えてきてからの周回がきつかった。周りの数人は９５分を意識しているらしく、微妙にペースが上がる。こっちもこんなおっさんたちに競り合いで負けるわけにはいかず、並んで走る。ラスト直線２００ｍ、伝家の宝刀“スペシャル”をかますぎりぎりのところでおっさんたちを一蹴し、９５分切りも確信してフィニッシュ。手元の時計で自己ベスト。暑さに強いとは思ってたけど、この状況でベストが出るなんて・・・すごくない？何はともあれ満足のハーフだった。

　　さて後続を待つと、３，４分間隔でウエマティ、しゃーん。なかなか来ないのがふくちゃん。１００ｋｍの疲れ癒えず、撃沈。１２０分切りならずもスポンジを投げつける余裕を持っていたのはかずえ。一緒にゴールするも暑さでやばかったとか。医務室送り寸前なり。５ｋｍ組も全員無事完走。５ｋｍくらいならと給水しなかったら地獄を見たとか。最後は制限時間ぎりぎりで、そめ。関門は通過したから完走扱い。２時間３０分を過ぎてから走る姿を確認。最後はみんなで一緒に並んでゴールへ。計測タグを付けてない人の大量ゴールにスタッフが焦っていた。そめの感動のゴールでＬＯＶＥ・ＷＩＮＧが大会を締めくくった。