地元のローカル大会へ

〜第39回 新春縄文マラソン〜

LOVE・WING うっちゃん

  2009年、一発目のレースはさいたまのローカル大会。お隣、富士見市の水子貝塚公園にて開催された縄文マラソンに参加してきた。この大会、当日エントリーも可能とのことで、エントリー済みのかずえ、私に加え、うえまてぃ、ほーみぃ、きゃな(ほーみぃの友達)、あっくん(きゃなの彼氏)という寄せ集めの6人で乗り込んだ。

  会場までは車で15分、近い。駐車場は?「次の信号、右だよ」って係員、違うぞ。手前の信号を左だ。なんてイケてない指示だ。駐車場でも「そこの軽の前ね」って、これも軽の後ろだろ。あやうくペースを持っていかれそうだったが、公園内で槍投げと弓矢で遊び、何とか自分たちのペースに持ち込む。小学生対象の縄文五種競技でやるらしい。他3種は火起こしと丸太引きと宝探し、だったかな。面白そうだ。

  さて受付。男子5kmは人数が多そうだが、女子5kmは25人程度、男子10kmも30人程度だ。2〜3割は当日受付だった。男子5kmうえまてぃ、女子5kmかずえ、ほーみぃ、きゃな、男子10kmあっくん、私とエントリー。中学生のアップに加わり、一緒にトロッティングなどやったり。おっさんたちの乱入を、とまどいつつも受け入れてくれたF中陸上部、ありがとう。

  朝一の受付でスタートまで待ち時間が長いような気がしたが、意外とあっという間に過ぎた。11時、寒空の下、中高生が入り乱れてのレースがスタート。10kmと5kmはスタート地点が400mほど離れており、10kmは5kmのコースを2周回する。あっくんは元陸上部。かつては長距離ランナーとしてならした彼だが、10年ぶりのマラソンとのことで後方から控えめに行くそうだ。私はベスト狙い。スタートして早々に前を走るほーみぃ、きゃなに追いつく。このコース、5kmも一緒のせいで抜くのも大変だし、ペースも乱されるし、しかもアップダウンも激しいし。ローカル大会ならではの大変さ、いや面白さだ。

  3km過ぎてからやっとかずえに追いつく。いい位置を走っている。このまま行けば25分は切れそうだ。中学生と激しい競り合いを繰り広げていた。4km過ぎくらいからは5kmを走る中学生たちが次々にペースアップ。釣られて厳しい走りを強いられる。うえまてぃも中学生と本気勝負を演じていたようだ。

  距離あわせのような狭い路地裏を抜け、会場前に戻ってくる。5kmはここでゴール方向へ。「10kmの人はこっち〜!」ってほとんどのランナーが会場内へ帰っていく。折れそうになる気持ちを、資生堂の選手(ゲストで来ていた)の声援に支えられ、2周目へ。5kmの通過20’15。早っ。オーバーペース気味で2周目へ。バテて後続の追い上げをくらいながら踏ん張る苦しい展開。9km過ぎから一気にペースダウンするも、抜かれる選手に喰らい付き、粘りの走り。一度抜かれたおっさんとゴール前で競り合い、抜き返してゴール。きつかった。

  すでに5kmのみんなはさわやかな顔で応援。8分遅れであっくんが登場。こちらもきつそうだが、無事ゴール。10年のブランクは相当体を重くしていたようだ。みんな中学生との激闘でペースもテンションも上がり、新年早々ベストタイムの連発。5kmのうえまてぃは19分台、かずえは23分台まであと数秒に迫りベストを1分以上更新。ほーみぃも34分台と勢いに任せてさいたまのローカル大会を走り抜けた。10kmでは私も高校生以来のベスト更新となる40分台。これも1分近く更新したのでそれなりに満足です。

  レース後は縄文鍋。行列にならんでいたら、直前で打ち切りに。6人で一杯の縄文汁でした。あさり味。貝塚つながりですか。あっくんが一言、「オレがあと少し早くゴールしていればありつけたのに・・・」。ドンマイ。狙った入賞には届かなかったものの、ローカル大会の雰囲気をたっぷりと楽しんだ。さあみんな、 この勢いで2月の駅伝も駆け抜けるべし。

<記録>
タイム:40分46秒 20:15 - 20:31 ベスト
一般の部10km:15位

おしまい

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