夫婦一緒に表彰台

〜第51回 豊島区民陸上〜

LOVE・WING うっちゃん

 

  舞台は国立競技場。3年ぶりで、もう10度目くらいの参加だろうか。9月23日、祝日の金曜日に、夫婦で、走って、跳んで、投げてきた。で、夫婦でワンツーフィニッシュ、なんてね。今年は一般男女ともに参加者が少なく、ほとんどの種目が大学生・高校生・年代入り混じってのレース。見た目の順位と実際の順位が一致しないので、どんな位置でゴールしてもみんな全力を尽くしたのでは?!

  まずは1500m。大会で走るのは2度目。12年前に走幅跳の決勝中に走って、ひどい目に遭ったので、まともに走るのは初めて。一般男子30代〜50代以上の3カテゴリーが入り乱れての出走。控え目のスタートから無理なく流れに乗って、一周80秒くらいでたんたんと刻む。が、実際には少なからず緊張していた、と思う。慣れない種目は勝手が違う。一度遅れたら、取り戻せず。何か足が地面につかないうちに終わってしまったような感じ。

  びびって前に行かなかったのがダメか。自己ベストにあと2秒と迫るタイム、5分16秒67でカテゴリー5位。前は10秒くらい離れていた。5分切れなきゃ話にならないけど、自転車の練習のみでよくがんばった。また機会があれば走ってみたい種目だ。

  400m、一般男子は3人のみのエントリー。ゴールすればメダル決定。かと思ったら、高校・大学と同じ組でのレース。「On your mark,Set・・・」でスタブロからダッシュするのはやっぱり気分が盛り上がる。ダメもと、楽しめればいい。ショートスプリンターのスタートで序盤はのみ軽快に走る。が、視界に速い人が入る状況ではあまり走ったことがなく、180mくらいで失速してからは何が何だかわからず。周りもよく見えないまま、ただ前を行く選手のみを追うような展開。序盤のリードで粘っただけか。切れのある走りを見せることもなく、3,4番手でゴールでなだれ込む。

  結果的には2着で銀メダル。高校・大学とは別に順位を決めてくれた。レース自体は4着。タイムは中学生の頃よりも遅い58秒37。でもでも、ご褒美がもらえたので、復帰のトラックシーズン、締めくくりとしては満足か。

  ただ今日のコンディションなら100mを走ってみたかった、なんて思ってしまうような手ごたえ、というか脚ごたえ。スタート練習してたら体が前に進む進む。なんかまだまだスプリントもいけるかも、って思えた一日だった。

  合間には妻の応援。フィールド競技なんてど素人だけど、勢いとパワーで☆砲丸と幅で二冠、金メダルを奪取していた。表彰台でメダルをもらった直後、役員に「奥さんも呼んで!今、表彰するから」って。苗字は同じだけど、夫婦じゃなくて兄弟だったらどうするんだ。「せっかくだから夫婦で表彰台にあがりなよ」って。おかげさまでやりたい放題にやってきた。国立競技場の表彰台に夫婦であがる機会なんてそうそう無い。区民のためにこんな舞台を用意してくれる主催者に感謝です。

   そんな運動会的な区民陸上。野望は、大会の花、4×100mリレー、ど素人で組む4継完走なり。来年は、国立に“LOVE・WING”の名を響かせるために、みなさんもぜひ走って跳んで投げて下さい。 誘います。

 

おしまい

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