新春の風になれ

〜第42回 新春縄文マラソン〜

LOVE・WING うっちゃん

  2012年、一発目は富士見市のローカルマラソン、再び。3年ぶり2回目の参加となる縄文マラソンに8人で参加してきた。この大会の魅力は、ローカル感たっぷりの雰囲気と、当日エントリーが可能というところだろうか。10kmに、うえまてぃ、ふくちゃん、ゆりこ、私、5kmにかずえ、そめ、ざんぼん、応援にまさ、というメンバー8人。

  会場までは車。わずかの差で駐車場が満車になり、少し離れたところを指示される。が、誰も案内が居なくて、他の数台も疑いながらの駐車。JAの駐車場で何も書いてなかったけど、問題なかったらしい。会場までは歩いて10分。水子貝塚公園とかって普通の公園が会場。ゴールゲートは芝生の上に設置されていた。縄文五種競技の試技をする間もなく、レースの時間に。ていうか寒さがやばい。応援のまさは寝袋に引っ込んだ。

  公園外の道路上からスタート。5kmの部と300mほど離れて10kmの部のスタート地点。10時半に両方の部が同時スタート。前回参加したときとはコースが若干異なり、中学生が別レースになったこともあり、比較的コース上は空いていた。ただ、アップダウンと直角カーブが多く、走りやすいとは言えず。風のけっこうあって、単独で走るとハードだった。

  ゆりこがスタート数秒前にスタート地点に滑り込む。息が切れた状態で号砲。無事の完走を祈り、序盤から前へ。が、飛ばす人が多く、20人ほどが前に。無理なく後に付くが、ローカルマラソンとは思えない先頭集団の飛び出し。レベルが違いすぎるので、こちらは見送って、マイペース。1km程でそめ&ざんぼんに追いつき、2km手前でかずえに追いつく。すでにこの時点で10kmの部はばらけて縦長の展開に。寒さが厳しいけど、体はよく動いていて、キロ4分くらいで順調そのもの。ただ前の数人も似たようなペースで、付かず離れずの微妙な差のまま距離を消化していく。

  5kmの通過で20分ちょっと。早いが、今の調子ならこれくらいでも妥当か。問題は上下ジャージ姿の奴がいつまでも前にいるってこと。格好で走るわけじゃないが、こんな格好の奴に負けるわけにはいかない。ゆっくりジョグする資生堂の招待選手の姿が見えてきたので、何とか追いつくようにペースを上げ、このジャージ姿の奴を振り切りにかかる。調子どうこうよりも、今日はとにかくきれいなフォームを徹底的に維持することで、走りの効率の良さを求めてみた。短距離も長距離も基本的にはきれいなフォーム=速さと思って間違ってはいない。足の着き方、回転、腕の振り、姿勢などなど。普段以上に意識して、疲れてもフォームを崩さずに走る。

  ジャージ姿の奴は振り切ったのものの、前後数人との差は変わらず。資生堂の五十嶺選手をここで捉え、レースは終盤へ。この寒い中、家の前に出て応援してくれる人には、感謝の気持ちを、手を振って応える。残り2kmくらいで最後の登り、勝負どころで差を詰めるも、そこから先を走る力は残ってなく、逆に離されてしまう。

  前に2人、後ろに2人、見える範囲で勝負すべきはこのくらい。9km過ぎに後続に抜かれ、前には完全に離される。手元の時計を見るかぎりベストのペースで走っていて、脚も残っていない。が、まだ最後のスプリントの射程距離を維持して食らい付く。今年の目標、「何事にも全力」を実践すべく、公園内に入ってから猛追。芝生に足を取られるも、全力のスプリントでねじ伏せられない相手などそう居るわけもなく、先着。競り合った人と好レースを称えあった。

  終わってみれば40分切りの自己ベスト。帰国後一年でやっとベストが出た。これで復活といいたいところ。フォームも最後まで崩さずに、今日の課題は何とかクリア。最後までちゃんと走りきれたのがよかった。すでに5km組はゴール前で応援してくれてて、続く、うえまてぃ、ふくちゃん、ゆりこを迎える。好タイムの連発に距離が短い疑惑が浮かぶも、1分近くベストを更新したので、どちらにしても上出来だ。

  レース後は縄文汁とお茶のサービスを味わう。縄文汁は今年は十分に用意されていたようで、寒空の下、温かい汁物はありがたかった。これもローカルマラソンのいいところか。参加賞とサービスで満足のマラソンだった。5km女子の部はかずえが惜しくも6位入賞ならず。さて、みんな、今年もこのノリでがんがん走っていきましょうか。

<記録>
タイム:39分53秒 20:07 - 19:46 ベスト
一般の部10km:16位

10km 5km
うえまてぃ 41分53秒
ふくちゃん 46分43秒
ゆりこ 62分22秒
かずえ 24分26秒 女子の部:8位
そめ 31分5秒
ざんぼん 31分5秒

おしまい

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