TOKYOマラソン〜応援編〜

LOVE・WING 越前守

  スタートは9時10分。石原都知事の号砲とともに一斉にスタートをする。雨が強く降っている。この中走るのかと思うと大変だし、体が冷えそうだ・・・。そう思いながら家を出た。残念ながら走るためではなく応援するためだ。

  応援する場所は、家から一番近い場所!そう【写真】の場所。三田周辺。この辺は観光地っていう感じじゃないし、人もいないだろうから、走ってる人を見つけやすいかな?って思ったため。交通手段はバスが妥当だが、歩いても30分ぐらいのため歩いていく。途中、すげぇ交通規制してるのかな?って思いきや、本当に規制している場所は選手の走る道のみ。まぁ当然か(笑)

  一応予定通り、9時42分に到着。歩道橋があるため、すぐにでも復路側にいける場所を確保。まだトップ選手も通過していない模様。うん、どうせ見るならトップからでしょーってことで間に合った〜よかった。と思いきや、車いす(?)の部はもう通過しているみたいで、途中走っていた。うん、とりあえずガンバレ!

  9時52分トップ選手が通過。さすがに早い。声をかける暇もなく、見送った。【写真1】ぶれてます。とりあえずうっちゃんがいつくるかわからないので、その辺のおっちゃんと一緒に応援する。ちなみにトップ選手が品川を折り返して戻ってきたのは10分後 10時02分のことでした。

  トップ集団から遅れること?分。何人も早大同の人を見送り、本当にくるのか?もういっちゃったんじゃ・・・?ってそろそろ思い始めたころ、ついにうっちゃん登場〜。うちが見つけるまでもなく見つけてくれたみたいだ。ばっちり、ウィダーインゼリーを手に用意。で、飲み終わったウィダーインゼリーを受取、新しいウィダーインゼリーを渡す。『がんばれ!!』の声とともに走り去っていく。

  ひらの到着時間が読めないし、人がすごく多いので、反対側に渡ってうっちゃんを再度応援することにする。反対側にわたるとなんと応援を頑張っているおねぇさん(おばちゃん)がいた。近くにいると触発され、うちも見ず知らずの人を一生懸命応援しだす。この辺の人(このぐらいのスピードの人)は応援に応える暇もなく走っているみたいで、あまり応援に応えてくれない。でもたまーに、うなずいてくれたり、『おー』とか声をしてくれたり、反応があって、次第に応援に夢中になっていった。

【写真1】

  夢中になっていたら、うっちゃんがどこにいるかもわからず・・・(ぉぃ)、またまたうっちゃんがこっちを見つけてくれて、ウィダーインゼリーのゴミを受け取る。本当は写真撮ろうと思ってたのに・・・残念。応援はさらにヒートアップ。

『がんばってくださいー』 『がんばー』 

  これの連呼。うっちゃんから少しあとからは、応援に応えてくれる余裕が十分にある速度なので、しっかりこたえてくれる。近くのおねぇさんがゴール地点に向かうとのことで、応援はうち一人になった。でも、人が全然いないところでの応援=うちの応援がダイレクトに聞こえるってことで、すっごい頑張った。ひらがいつ通過するかもわからないので、もう応援しまくり。

『がんばってくださいー』 『がんばー』 『がんばってくださいー』 『がんばー』 『がんばってくださいー』 『がんばー』 ・・・

  いろいろな人が通っていった。アンパンマン・ドラえもん・桃太郎・バレリーナの格好をした男性・・・・・・ムネヲ・・・。仮装っておもしろいなぁって感じで見てました。ちなみにムネヲは鈴木宗男(疑惑の総合商社社長)。うちの応援をめちゃうけてにこやかに笑ってくれたっす。そしてバレリーナの格好をした男性。うちが応援すると、白鳥の湖の白鳥の舞を披露してくれた。

【写真2】

  もう最高。応援がこんなに楽しいなんて思わなかった。だってそうでしょ。普通のマラソン・駅伝とかって応援とかしても絶対応えてくれないよ(はやすぎて)。それに比べて市民マラソンはいい!反応してくれる。うなずく人・声をかけてくれるひと・手を振ってくれるひと・・・。その人たち全てがうちの応援に応えた人だ。

  そうこうしているうちにひらが登場。これも向こうが見つけてくれた。(ごめん、全然みつけられなくて・・・)。がんばっての声をかけて、走り去っていった。とりあえず応援の目標は達成!いざゴール地点へ・・・・・・とはいけないよ、やっぱり・・・。この地点は『俺にまかせろ、最後まで応援しようジャマイカ!!』 ってな感じで、応援を続けることにした。

  最後の人が通るまでひたすら応援!!!喉が痛くなるまで応援し続けた。そして最後の人が通ったとき、応援開始から1時間半、やりとげた感が・・・。応援し終えたときに、ボランティアの人(65歳ぐらいの市民ランナー。フルマラソンは3時間40分が最高)からこう言われた。

『すべてのランナーに成り代わってお礼をいいたい。ありがとう』 

  来年でれなくてもいい。もう一度この地点で応援するんだ!ここは俺の場所だ!

でも本当は走りたい(笑)

  追伸、応援するなら人がいないところが最高に楽しぃ。

おしまい

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