一日が長いさくらんぼ
〜２００８年 旅の軌跡 山形編２〜
【旅のミチシルベ】
◆日程・・・６月７〜８日。
◆目的・・・さくらんぼマラソン完走。さくらんぼ狩り。山寺散策。
◆コース・・・蔵王お釜〜山寺〜東根〜銀山温泉〜東根〜蔵王。
◆宿・温泉・・・Ａｓａｈｉ自然観コテージ。
【旅の軌跡】
６月６日
金曜夜、０時ちょっと前、上野駅公園口集合。飲み会の後や、仕事帰りの集合で、ヴォクシー８人満載、車中泊で山形へ向かう。２，３時間交替で座席を可能な限り倒してみるものの、ほぼ座った状態で寝る。おやすみ〜。ちなみにメンバーは、かずえ、そめ、ともちゃん、ふくちゃん、ひろし、とみー、まさ、私の８人。すでにしゃーん、まてぃ、ふるやっちが先発してて、後から、しぽ、ざんぼんが来る予定。
６月７日
寝たか寝ないかよくわからないうちに山形入り。意外と近かった。４時４０分、蔵王エコーラインを走りながら日の出。でもすぐに雲の中に消えてしまった。朝、まだ真っ白な中、蔵王のお釜へ。エメラルドグリーンの火口湖が見えるはずが、５ｍ先も見えない雲の中。あまりの寒さに早々に撤退。山の上は悪天候だった。
下界は雲が多いものの、日差しのあるいい天気。途中で昨日から来ているマティたちと合流。ファミレスで朝ご飯。早朝の山寺へと向かった。７時、他に観光客なんかいるわけもなく、街自体もまだ寝てます。その静けさを楽しむ山寺散策。観光地でありながらも、この早朝着が良かった。とても趣き深いゆったりとした時間を過ごした。が、階段の多さはすごかった。歩くのが大変だ。ぐるっと２時間たっぷり楽しんで朝の９時。やっと街が起きた感じ。
ここで行き先別に２台で別れる。仙台方面へ、ふるやっちカーで５人。東根へヴォクシー６人。で、こちらは後発のしぽをピックし、東根で左藤錦のさくらんぼ狩りを試みる。１２時のランチに左藤錦だ。ハウスものはすでに出荷済み、露地ものはまだ早い、という微妙な時期ながらも、町の人に聞いていくうちにハウスでさくらんぼ狩りをさせてくれる農家を発見。女の子４人で農家のおじさんを落とす。３０分３０００円のところ、２０分２０００円でハウスへＧＯ。木によってはもう収穫済みだったけど、食べまくっても余りあるほどにさくらんぼだらけ。左藤錦を食いまくった。うますぎ。明日のマラソン用にもこの農家から出荷してるそうだ。ここの犬を不思議な踊り対決。初めて試みる不思議な踊りで犬を撃破。新しい技だ。
銀山温泉へ行く前に釣り堀がやりたいとか。で、まさががんばるも変なのしか見つからず。どうせならと遊びが充実してそうだった、宿候補だったキャンプ場へ行ってみる。が、ここもいまいち。人工池の近くで子猫とガチョウを発見。遊ぶ。子猫がちょーかわいい。６匹も居た。けど、この子たち捨て猫だった・・・。エサはあったし、まだ元気だし。捨てられてそんなに経ってない感じ。たっぷり遊んで癒されて。顔が汚れてた子はきれいにしてあげて。強く生きるんだよ。池のガチョウみたいに。そう、この池、ガチョウがいっぱいいて、エサも自由にどうぞ的に置いてあって。不思議な踊りでみんなで追い詰めたら、一斉にガーガー鳴いて騒ぎ出して大変なことになった。ふぃ〜、池の平穏を乱してしまった。
思わぬ寄り道が楽しかった後の銀座温泉。道の終点、離れの集落、町からはちょっと隔離された感じが、かつての銀鉱の町の雰囲気をそのまま残している。温泉があり、木造りの３，４階建ての旅館が立ち並び、流れる川がきれいで、千と千尋の神隠しで出てきそうな町並だった。足湯に浸りながら人気のカレーパン。かずえ、ごちになります。
町の奥、道の突き当たりまで行き、銀鉱探検。かつての坑道が一部そのまま残っていて、自由に出入り可能。中は寒いくらいの気温でひんやり。人里離れて、しかも人も居なくて、ウチらだけで銀山温泉の奥の奥を楽しんだ。無料でこんなに楽しめて、銀山温泉は当たりだ。また泊まりでも来てみたい。滝でマイナスイオンを浴びといた。
たっぷりと遊んだので、後は温泉＆夕飯。東根から朝日町へと向かう途中で両方済ませる。温泉は熱くて浸かってられず。Ａｓａｈｉ自然観（“館”の間違いではない）のコテージへはすでに仙台組が先着。別の棟を取っていた東洋現役組に混じって宴会を楽しんでいたようだ。このコテージ、きれいだし、設備はいいし、今まで泊まったコテージの中で一番いいかも。１０人いても快適な広さ。ここならまた使いたい。まてぃとしゃーんが仙台で降りた。明日朝、ざんぼんと３人、みんな現地集合で来るらしい。それにしても今日は長い一日だった。おやすみ。
６月８日
昨夜は気が付かなかったが、受付前の柵の中にはダチョウが数羽。朝から元気そうだった。会場近くの渋滞はうまく避けて裏から進入。８時過ぎには会場入り。まてぃ、しゃーん、ざんぼんとも合流できて、このツアーメンバーがやっと全員揃った。今日はいい天気、暑いっ。
|
→ → → 暑さに負けない熱さ ← ← ← 何とか全員無事完走。さくらんぼの種飛ばし選手権も自衛隊の仮装？！も楽しんだようで何より。あまりの暑さから逃げるようにさらば。そういえばタンク車の水が切れたとかで大変なことになってたな。コンビニでアイスを食べれば復活ですが。 帰りは再び蔵王へ。麓の温泉で疲れを癒し、来たときには見れなかったお釜を見に、再びエコーラインを上る。途中で事故ってる車があり、止まって状況を聞いてみると「父に連絡したので大丈夫ですっ」とのこと。いや、父よりもＪＡＦか警察だと思うが、まあ無事ならいいや。早朝は無料だった頂上付近へと向かう道は昼間は有料だった。が、今度は雲に覆われそうなお釜を見ることができたので満足です。エメラルドグリーンってほどじゃなかったけど、お釜はこんなもんです。 それにしても内容の濃い二日間、一日が長いさくらんぼツアーだった。帰り道も長いけど、こんなツアーならまたやりたいねえ。高速を東京へと向かう２台はマラソン疲れで運転席以外は燃え尽きてましたとさ。 |
 |